【明慧日本2020年7月21日】中国共産党(以下、中共)のもと国家主席・江沢民は1999年7月20日、法輪功に対する迫害を発動してから、2020年7月20日で21周年を迎える。台湾の金門地区の法輪功学習者は7月11日、「7.20」を目前にして、迫害を制止を求めるパレードを行なった。中共の法輪功に対する残酷な迫害を世の人々に伝え、共にこの迫害を制止するよう呼びかけた。
炎天下で法輪功学習者は金門城と金湖で、迫害に反対する活動を行なった。気合いの入った腰鼓隊「法輪大法は素晴らしい」と印刷された黄色のTシャツを身にまとった煉功隊、ならびに各種のパネルや様々な横断幕を手に持った学習者のパレードの隊列が、金門の大通りや横町を練り歩き、法輪功の素晴らしさと、法輪功が受けている迫害の真相を伝えた。
腰鼓隊は「山外駅」の前でしばらく立ち留まり演奏を行ない、太鼓の音が青空に響きわたった。学習者は法輪功を修煉して心身ともに受益したことを人々に伝えた。
当日、参加した法輪功学習者の中に親子(母娘)で参加した人もいたが、娘さんは、「私が大法と出会ったのはまだ子供のころです。その後社会人になり、師父は私達に物事を行なう時は、基本理念である真・善・忍に符合していれば、そのことが善いことであるのか、それとも悪いことであるのかを判別することができます」と言う。母親もまた、「私は大法の中で多くの恩恵を受けてきました。法輪功は中国であのような厳しい迫害を受けているのだから、私は外に出て、人々に法輪功の良さ、素晴らしさを伝えるべきだと思います」と話した。
腰鼓隊の呉さんは、「人々に法輪功を知ってもらうために活動に参加しました。学習者たちは「真・善・忍」に則って修煉する善い人の団体であり、心を修めて執着を取り除くことで、心身ともに健康になり、道徳も昇華しています。今では法輪功は百以上の国と地域に伝わっています」と言った。
台湾法輪大法学会会長・張清溪教授は、「当時の元国家主席・江沢民は、1999年7月20日、善良な法輪功学習者に対して全面的な弾圧を強行させた。この迫害は肉体を消滅させ、名誉を汚し、経済を破綻させるとのジェノサイド政策を実施していたために、法輪功学習者を殴打して死亡した場合、自殺と見なして身元を確認する必要がなく、火葬するという残虐な手段を用いている。今日まで身元の確認ができ、分かっているだけで4500人以上の学習者が殺害されている。統計上にない多くの法輪功学習者は、収容所で様々な拷問を受けている。甚だしきに至っては、中共が営利目的で、学習者から『生体臓器狩り』をして莫大な利益を得ている。そして、学習者の遺体は、焼却してしまっている」と述べた。
2006年3月の初め、中共は法輪功学習者からの「生体臓器狩り」のための収容所は、蘇家屯を含めて全国で36カ所あったという。このことは海外のメディアによって暴露された。国際弁護士、医学専門家とメディアの調査で明らかになっているが、臓器狩りの被害者の多くは法輪功学習者だという。
毎年「7.20」になると、世界各地の法輪功学習者が迫害を制止するための大規模な活動を行なう。迫害が21年を迎え、法輪功学習者は理性をもって平和的に人々に真相を伝え続けている。この前代未聞の人権迫害を暴露し、正義のある方々とともにこの迫害を制止することを呼びかけている。