21年間続く迫害に終止符を! スイスの学習者が国連前で集会
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 【明慧日本2020年7月22日】今年の「7.20」で法輪功学習者(以下、学習者)の迫害制止活動は21周年を迎える。スイスの学習者は7月17日、国連人権理事会前のレマン湖畔で請願活動を行い、中共(中国共産党)の法輪功への迫害を制止するよう国連に呼びかけた。

'图1~2:二零二零年七月十七日,瑞士法语区的法轮功学员和邻近地区的部份法国法轮功学员,于二零二零年七月十七日在联合国人权委员会门前的日内瓦湖畔和平请愿,呼吁联合国制止中共迫害法轮功。'

国連人権理事会への請願活動を行う学習者たち

'图3:过往民众驻足了解<span class='voca' kid='62'>真相</span>。'

市民に迫害の実態を伝える

 学習者の代表が声明文を読み上げた。「中共による法輪功への残忍な迫害に対して、勇敢で平和的に抵抗してから21周年を迎えます。私たちは本日、スイス政府および国連人権高等弁務官に対し、国際人権規約の『市民的及び政治的権利に関する国際規約』に署名しながらも違反している中国に対し、残忍な迫害を停止させるよう求めます」と述べた。

'图4:法轮功学员代表说:“在瑞士就有上百名的现任议员及前任议员在一份要求停止中(共)国对法轮功迫害的联合声明上签字。”'

国連人権理事会に対し声明文を読みあげる

 学習者は声明文の中で、「学習者は中共の残酷な迫害を受けてきました。それだけでなく、旧ユーゴスラビアの裁判に参加した国際刑事裁判所の検事が主宰する『人民法廷』によると、最も人々を驚愕させたのは、学習者たちが臓器狩りの被害に遭っており、しかも主な供給源の可能性がある事だということです。すなわち、中共はすでにジェノサイドの犯罪を犯しているということです。『明慧二十周年報告』の指摘によると、中国で迫害を受けている人数はすさまじく、1999年7月20日から2019年7月29日までで、250万人~300万人が強制連行されています。そのため、世界各国の議員は迫害の即時停止を呼びかける国際議員連合署名に参加しています。スイスでは100人あまりの現職議員と元議員がこれに署名をしました」と述べた。

 学習者の代表は、各国政界と非政府組織が学習者の迫害制止活動を支持していることに心からの感謝を述べた。

 「拷問に反対するスイスのキリスト教組織」は7月26日、スイス法輪功学会に声援の文章を送った。文章で同組織は、被害を受けている数千万の学習者への声援について見直し、スイス法輪功学会と共同で、中共政府による学習者やその他の少数民族への組織的な迫害を非難し、中共に迫害を終わらせるよう要求すると述べた。

 また同組織は、法輪功学会の国連人権高等弁務官、国連が管轄する機構への要求を支持すると述べた。そして、スイス政府をはじめ各国政府に迅速な行動を起こし、この迫害の悲劇を終わらせるよう呼びかけた。

 活動の中で、学習者は通行する市民たちに法輪功迫害の実態を伝えた。説明を聞いた年配者2人は、「法輪功は真・善・忍を信念としており、彼ら(学習者)をどう変えさせるというのですか?」と憤っていた。

 また、通りかかった車はクラクション鳴らして、学習者に声援を送った。

 
(中国語: http://www.minghui.org/mh/articles/2020/7/18/409169.html)
 
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