唐山市の頼志強さん 冀東刑務所で酷く迫害され危篤
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 【明慧日本2020年7月24日】(河北省=明慧記者)河北省唐山市の法輪功学習者・頼志強(男性)さんは冀東(きとう)第2刑務所7刑務区で、3年間以上にわたり厳しく取り扱われ、酷く迫害されたために、脳血栓症の症状が現われた。現在は刑務所内の診療所のベッドに半年以上も寝たままで、全身が動かなくなっている。毎日灌食されて、胃まで挿し込まれた灌食用の管は長期間挿入されたままの状態である。水が供給されないために、唇がバリバリに乾燥している。監視人がちょっとタオルを絞って数滴、水を口に入れると、頼志強さんの口は動くが話はできないが、その際に目から涙が流れ出たという。

 2019年、頼志強さんが酷く迫害されて脳血栓の状態になった。家族が何度も面会を要求したが、刑務所側にすべて断られた。

 2020年1月の中旬ごろ、頼志強さんの妻がやっと夫に面会できた。頼志強さんは担ぎ出されて目の前に現れたが、全身がほとんど動かない状態で、対面した妻の泣き入る姿にも何の表情もなく、まったく知らない人を見ているようであった。家族が保釈の手続きを要求したが、刑務所側は省の許可を待っているとだけ回答し、さらに頼志強さんの治療費として、何千元かを家族側に要求したという。

 その後、現在まで半年が経っているが、いまだに頼志強さんは保釈されていない。

 2016年、唐山市が世界園芸博覧会を開催することになり、唐山市公安、検察庁、裁判所が「社会の安定を維持するため」という理由で、大勢の法輪功学習者たちが連行された。3月31日から4月5日まで、唐山市公安局、610弁公室の指令の下で、公安局、派出所の100人以上の警官らがブラックリストに従って、唐山市路北区、路南区および古冶区、豊南区、豊潤区、曹妃甸区、遷安市、遵化市の各地区の一部の法輪功学習者たちを連行して、家宅捜索を実施した。

 2016年3月31日、頼志強さんはある法輪功学習者を見舞いに行った時に、連行されて、9月末ごろ、家族に何も通知されずに、頼志強さんは不当に懲役7年の実刑判決を下された。その後2016年10月17日に、河北刑務所管理局冀東分局第4刑務所に移送され、酷く迫害され続けた。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/7/19/409186.html)
 
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