【明慧日本2020年8月1日】パリの法輪功学習者は7月12日の午後、人権広場で法輪功の功法を実演した。そして迫害の真相を伝え、迫害の停止を訴えて署名活動を行った。中共ウィルス(武漢肺炎)に対応した封鎖を段階的に解除してから2週間が経過していたが、かつての観光名所も外国人観光客の出足は多くない。しかし法輪功学習者による功法の実演に人々は惹きつけられ、足を止めて、迫害の実態を説明するパネルに見入り、真相を理解した。
パネルで法輪功迫害の真相を理解する観光客 |
真相を理解し、迫害反対の署名をする観光客 |
トーマス(女性)さんは、ご主人や友達と人権広場で法輪功に出会った。そして中国共産党(以下、中共)が真・善・忍を実践している善良な人々を迫害し、さらには法輪功学習者から生きたまま臓器を収奪して利益を得ていると知り、ショックを受けた。21世紀となった今日、大国となった中国でそうした臓器の収奪が行われているとは。トーマスさんは「生きたままの臓器収奪とは、なんと残酷なことでしょう。そんな事をする権利は誰にもありません。中国政府はひどい。こんなことは一切停止するべきで、やめさせなければなりません。こんなことをした人達は罰せられるべきであり、続けることは許されません。人々が何が起こったか知ることができるように、全世界に公表してください」と語り、また「真・善・忍は人類にとって価値あるもので、それを堅持していかなければなりません」と述べた。
卒業後はエンジニアになる予定の大学生のメリル(女性)さんは、「私は他の同世代と同じ様に、時事ニュースで情報を得ています。ですが今までに生体臓器狩りのことは聞いたことがありません。衝撃的です。とても卑劣で恥知らずなことであり、このような残酷な事実に黙っていることはできません。みんな何か行動を起こすべきです。私にも署名はできますので、私は署名しました」と語った。そして「真・善・忍は、あなた方が明らかにしている残虐行為に対する強大なパワーです。あなた方は、こうして暴力や罪悪を暴いているのですね。とてもポジティブな価値観で、横断幕のこの3つの文字は、迫害停止の署名を人々に促します」と語った。
不動産投資家のバシル・マレウイ(男性)さんは「中国には数千年の歴史があります。その長きにわたって真・善・忍は素晴らしい価値感として人々に認識され、受け継がれてきました」と語った。また、「人々が宗教や信仰のために自由を奪われてはなりません。どんな形であれ、どんな理由であれ、一切の迫害を停止するべきす。とても不道徳なことです」と述べた。
アンヌ−マリ・アストレラ(女性)さんは、フランスの会社員。彼女は「真・善・忍は誰もが従うべきものです。正義の理念を保ち、この迫害を全て停止しなければなりません」と述べた。
パリで働いている若い中国人が数名、人権広場にやってきた。法輪功学習者は彼らに言った。「中共は天と闘い、地と闘い、人と闘うと説いています。天と闘うことはつまり天に反し、地と闘うことは地に反し、人と闘うことは人類に反することです。中共が天に反し、地に反し、人類に反して、神は中共を許すでしょうか? 党・団・少年先鋒隊に入ったことがある人は、悪の誓いを抹消しなければ中共の一員であり、神が中共を滅ぼす時、共に滅ぼされます。現在、3億5千万人以上が中共や共青団、少年先鋒隊から脱退しました。これは天象であり、天意です。今日、あなたに機会が与えられました。天意に沿う選択肢を選び、平安を保ってください。大紀元のホームページで宣言してください。仮名やペンネーム、幼名でも結構です。この機会を逃すと、後悔しても間に合いません」。こうして彼らは法輪功学習者の手助けで中共の関連組織から脱退した。そして、『九評共産党』、『共産主義の究極目的』などの法輪功迫害に関する資料を持ち帰った。
今年の春から夏にかけてのこの伝染病を経験し、人々は次第に目を覚ましてきた。フランスの観光客が「中共を信じてはいけない。言っていることは全て嘘だ。私達は中国に工場を移転することをやめて、自国で生産するべきだ。今回の伝染病で、中共への依存がどんなに危険なことかが分かったかと」と語った。