台湾の子供弟子達は、明慧サマーキャンプを開催
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 【明慧日本2020年8月9日】台湾の子供弟子たちは、2020年7月23日~26日までの4日間、雲林県闘流市のグローバル科学技術大学で、毎年恒例の「明慧サマーキャンプ」を開催した。参加者は幼稚園児から小学校6年生までの総勢60人の子供弟子たちが参加した。カリキュラム(活動内容)は、細心の注意をはらい準備されたコース、集団煉功や、演劇の鑑賞などを通して、自分の生活の中での行動を見直し、そして自分を改善していきます。合宿しながら集団生活の環境の中で、他の人と自分を比較することで、法理(法輪功の原則)にもとづいて心性(心)を磨き、学びながら自らの行いを改善するように努力していました。子どもたちはこの三泊四日の期間中に多くの事を学び、これからの生活の中で実践して行くことでしょう。

'图1:参加台湾明慧夏令营的法轮<span class='voca' kid='53'>大法</span>小弟子与青年法轮功学员。'

明慧サマーキャンプに参加した子供弟子たち

 若い青年学習者の指導の下で、子ども弟子たちは毎日、学法や煉功を行ない、三日目は阿里山で法輪功の迫害に関する資料を配布し、迫害の実態を伝える活動を学んだ。

 サマーキャンプのカリキュラムには、唐の時代の歴史物語を軸にした演劇や、野外でのゲーム遊びを通して「仁、義、礼、智、信」の信仰や伝統文化を学ぶ事ができます。そして法輪功の道徳基準である「真・善・忍」で自分自身を律する(要求する)ことを学ばせたのである。

'图2:大法小弟子专注的学法。'

学法する子供弟子

'图3:青年学子以戏剧演出传递良善的传统文化内涵。'

劇を通して伝統文化の意味を伝える

'图4:藉由游戏启发孩子们团队、无私、利他的精神。'

野外でのゲーム遊びを通して、無私で利他的(自分ではなく他を考える)な考え方を学ばせる

 純真で恐れず、阿里山で迫害の実態を伝える

 明慧サマーキャンプの3日目に、阿里山で法輪功迫害の実態を伝える活動を行なった。

 法輪功迫害に関する資料配布を担当する彭くんは、配布時に拒否する人もいるが、この資料が伝える迫害実態の意味を理解していて、これまでにシミュレーションしたこともあり、くじけずに資料を配り続けたという。

 引率の林逸菁先生は感想を分かち合ってくれた。「迫害実態の特集パンフレットを配りに出かける時、子どもたちの目には恐れる気配がなく、むしろ、翼を広げて舞い上がろうとしている小鳥のように、期待と挑戦する意欲に満ちていました。彼らは突然降り出した大雨にもめげず、ただ、迫害のパンフレットを手に、資料を受け取ってくれる親切な人たちを積極的に探し続けたのです」

 「私はとても感動しました。私は彼らを軽く見ていたことに気付きました」。林先生が言うには、子供たちには捕らわれた枠がなく、責任感がある。子供たちは今まで両親や叔母、叔父たちが資料を配るのを見てきたが、今は彼らの番になったのだという。「彼らの希望に満ちた目は、私の心に焼き付きました」と林先生は話した。

 努力した結果に多くの収穫があった

 キャンプの総責任者・楊沂さんは「明慧サマーキャンプの仕事するのは今回で6回目になります。この活動に続けて参加した理由は、このキャンプを通して、より多くの若い人たちに法輪大法の美しさを体験させることができます。この活動のおかげで、多くの子供たちが集えるようになりました。私は、特に彼らが互いに比較しながら練習し、共に頑張れるこの環境が大好きです。毎回サマーキャンプに参加する中で、子どもたちの変化を目のあたりにしました。彼らは『真・善・忍』をもってすべての事をはかることが出来るようになりました。これも今回サマーキャンプに参加したことから学んだことです」と語った。

 カリキュラムの内容を準備する副リーダーの鄭文さんは、サマーキャンプに参加してからの自分自身の心の変化について述べてくれました。「これまでは子どもたちと一堂に会することができると思い、様々な困難を乗り越えてこの活動に参加しました。しかし、ある時この基本的な問題について考えた末に分かった事なのですが、そうではないことに気づきました。このサマーキャンプに参加したのは、大法の子どもたちのためであり、彼らが幼い頃から大法に触れることができれば、大法をよりよく理解する事ができ、成長の過程でたとえ一時的に自分を見失ったとしても、ある日きっと大法の素晴らしさを思い出し、そこから、また大法の修煉を始められるのだと思います」。これは彼女が身をもって体験したことである。

 さらに鄭さんは、サマーキャンプを通して大人の学習者が何をしているのかを理解してもらうことができます。彼らの話す言葉や行動から、子供同士が互いに学び合うことができるのです。青年学習者の一員として、彼女は、子どもの学習者の良い手本になるためには、自分自身の言葉使いや行動には注意を払う必要があるという。

 サマーキャンプの終わりに、青年学習者たちは舞台に上がり「旅路の風」という歌を合唱して子供弟子を励ましました。子どもたちは歌詞にあるように「私の決意に恐れはなく、修煉の初心に立ち返り、素晴らしい未来に飛び立とう」と心から歌えるように願っている。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/8/6/410113.html)
 
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