江西省の楊庭先さん 再び懲役1年6カ月の実刑判決
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 【明慧日本2020年8月19日】江西省萍郷市の法輪功学習者・楊庭先さん(62)は6月22日、芦渓県検察庁によって不当に起訴された。同県裁判所は6月23日から楊さんの住宅を監視し、7月10日に楊さんに対して懲役1年6カ月の実刑判決と罰金2000元を言い渡した。

 その後、楊さんは病院で身体検査を受けさせられ、留置場に移送されたが、留置場は楊さんの身体検査の結果を見て、入所を拒否せざるを得なかった。現在、楊さんは自宅にいる。

 中国共産党が法輪功を迫害する中、2018年、楊さんは不当に懲役1年の実刑判決を言い渡され、南昌刑務所に拘禁された。楊さんが転向しないとして、警官らは楊さんを独房に監禁し、小さな腰掛けに長期間座らせ、眠らせず、壁に向かって立たせるなど、様々な拷問を行った。

 2019年10月、楊さんは出所してから、1カ月の年金を受領した後、12月から政府は楊さんの年金を差し止めた。そのため、楊さんの生活は大変苦しくなった。

 2019年12月16日、楊さんは法輪功のカレンダーと書籍を持って列車に乗車しようとした際、改札口で五彼下派出所の警官に止められ、連行され、萍郷市留置場に移送された。留置場で身体検査を受けた時、楊さんの最高血圧が230 mmHgだったため、留置場は入所を拒否した。その後、楊さんは市立第3病院に連れて行かれ、再度、身体検査を受けさせられ、病院側は入院して治療する必要があると診断した。警察は監視する人手がいないとして入院を拒否し、楊さんを留置場に連れ戻し、拘禁した。

 留置場で、楊さんは毎日降圧剤を飲ませられ、当初の1日3錠から8錠までに増やされ、1ヶ月以上も飲まされた。しかし、血圧は下がらなかった。その後、楊さんの足裏には水ぶくれができ、薬臭い膿が出た。楊さんは「死んでも、もう薬を飲まない」と薬を飲むのを拒否したが、留置場の所長と数人の警官は楊さんに無理やり薬を飲ませようとして暴力を振った。それでも、楊さんは断固として薬を飲もうとせず、大声で「師父、助けてください」と叫んだ。所長は楊さんの顔を引っ張ったり、握りこぶしで頭を殴った。楊さんは結局薬を飲まなかった。翌日、2020年2月2日の夕方、警官は楊さんを呼び出して家に帰らせた。 

  (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/7/24/409499.html)
 
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