内モンゴルの学習者十数人 嫌がらせを受ける
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 【明慧日本2020年8月19日】内モンゴル・ドロンノール県内の十数人の法輪功学習者(以下、学習者)は6月以降、地元の自治会の人員から電話がかかってきたり、直接自宅に来て「法輪功をやっているのか?」と聞かれた。さらに学習者は「三書」(法輪功の修煉を放棄させるために、強制的に書かされる書類)を書くように言われた。「三書」を書いた人は監視を解除されると聞かされていた。学習者たちは「三書」を書くことに応じず、さらにそれは違法であると伝えた。多くの自治会の人員は上からの命令に従うことを拒否したため、学習者に嫌がらせをしなかった。

 8月1日前後、自治会の人員が蔡木山郷小井灘村の学習者・蕭玉萍さんの自宅へ行き、法輪功を修煉しない保証書にサインさせようとしたが蕭さんは断った。翌日、自宅の壁に「法輪大法は素晴らしい」と書かれた、剪紙(せんし、中国の伝統的な民間芸術の切り絵細工)を貼っているという理由で、国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官に連行された。その後、健康診断の結果が不合格であるため蕭さんは解放された。

 8月4日、学習者・さんは、普段使用している名前と身分証明書の名前が異なり、学習者であることを国保の警官に知られ、連行された。第一派出所で2時間以上拘束された後、解放された。

 8月6日、敖包山村の学習者・王立豊さん(女性)は自宅の壁に法輪功に関する「福」の剪紙とカレンダーを貼っていることを告発され、国保の警官に連行された。現地には2台のパトカーが出動した。剪紙とカレンダーを証拠として外され、王立豊さんは5日間拘束された。当時、父親の王学華さんも連行されそうになったが、妻が必死に抵抗したため警官は諦めて立ち去った。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/8/14/410464.html)
 
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