河北省辛集市の学習者3人 石家荘女子刑務所に移送
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 【明慧日本2020年9月6日】河北省辛集市に在住する法輪功学習者・李月棉さん、鄭艶梅さん、辺彦娟さんの3人は法輪功は無実だと伝えたとして、大屯派出所の警官に身柄を拘束され、その後、不当に判決を宣告された。情報によると、3人は8月17日から石家荘女子刑務所で拘禁されているという。

 2019年4月12日午後、3人は深州市の北土路口村で法輪功迫害の実態を人に伝えていた時、中国共産党による法輪功への誹謗中傷を信じる人に通報され、大屯派出所の警官に身柄を拘束された。翌日の夕方、衡水留置場に刑事拘束されたという。

 同年4月30日、深州公安局は3人への逮捕状を不当に発付した。3人の案件は市検察庁に戻され、再調査を求められた。6月28日、案件は再び安平検察庁に送られた。11月8日。3人の裁判が開廷され、弁護士達は一斉に無罪を主張し、解放を求めた。案件は再度、深州大屯鎮派出所に戻された。

 今年1月8日、再審が行われた。弁護士は根拠をもって無罪を弁護したが、裁判官は結果は後日知らせると宣告した。しかし、疫病の影響により、裁判の結果は3月に初めて弁護士に知らされた。李さん、鄭さん、辺さんはそれぞれ懲役2年、罰金8千元(約12万円)、懲役2年2ヵ月、罰金9千元(約13万5千円)、懲役2年3ヵ月、罰金1万元(約15万円)の不当な判決を宣告された。

 再審の日は1月8日だが、判決書の日付は2019年12月26日となっている。そうであれば再審の意味はなく、裁判の前に判決書がすでにできていたうえ、その内容もずさんであった。

 4月、鄭さんと辺さんはすでに衡水市中級裁判所に控訴したという。案件は5月22日に安平から衡水市中級裁判所に送られ、担当裁判官は王国江である。裁判長は家族に3ヵ月以内に判決を宣告すると伝えた。

 8月14日、留置場の情報によると、3人は翌週に石家荘女子刑務所に移送されるという。しかし、具体的な時間は家族に知らせなかった。また、裁判は6月18日にすでに終わったが、家族はいまだに中級裁判所から何も知らされていない。家族は疫病の感染リスクがあるという理由で面会できず、弁護士さえも面会を許されなかった。そのため、控訴の結果は調査する必要がある。情報によると、3人は8月17日から石家荘女子刑務所で拘禁されているという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/8/22/410817.html)
 
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