金色の蓮の花が咲く、明慧学校の子供弟子の学法風景
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文/バンクーバーの大法弟子  

 【明慧日本2020年9月8日】大法の子供弟子の修煉は、同修である親としてはいつも心配になります。今年の中共コロナウイルスの期間中、明慧学校の子供弟子はネットを通じて学法することにしました。私は数人の保護者である同修と一緒に、毎日ネットで子供弟子を連れて学法を始めてから、すでに3カ月が経ちました。

 子供たちは2~12歳までで、中国語のレベルはまちまちですが、毎日続けている子供が十数人います。学法の内容は『洪吟』、『轉法輪』を読むことですが、ほとんどの子供が初めて中国語で学法することになります。現在、英語の学法グループも開き、子供弟子が先生となり、保護者と明慧学校の教師が生徒となって一緒に学法しています。学法を通じて子供達は大きく成長しました。

 一、海外で生まれた子供達が、3カ月間で中国語を読めるようになった

 海外で生まれ、ほとんど中国語が出来ない子供達は、奇跡だと言えるほど1カ月半で漢字を覚え、3カ月間で『轉法輪』を中国語で流暢に読むことが出来ます。法輪大法だからこそ、このような才能を作り出すことができました。

 11歳の昊くんは、中国語を学んだことがないため漢字が読めず、最初に読む時は文字当てをするしか出来ませんでしたが、現在は分からない漢字が少なくなり、長い段落も流暢に読めるようになりました。

 2歳の德祥ちゃんは、6歳の姉の龍宝ちゃんと一緒に学法をしています。最初は言葉もはっきりしませんでしたが、現在は大きな声で、すべての単語を正確に発音することが出来ます。初めの頃は『洪吟』だけを読んでいましたが、今は姉について『轉法輪』を読んでいます。

 7歳の楽ちゃんのお母さんは、自分の勉強もあるため、楽ちゃんを指導する時間がありませんでした。そのために読めない漢字が多くて、いつも読む行を間違えて、どこまで読んだか分からなくなります。私達は楽ちゃんが読んだ行をチェックして、随時に教えました。現在、楽ちゃんは他の子供達に教えることも出来るようになり、毎日学法が始まる時、前日どこまで読んだかを教えてくれます。

 楽ちゃんのお父さんは、修煉していませんが、娘が短期間でこれほど中国語が上達したことに驚きました。以前、お父さんは物語の本を読んで聞かせていましたが、今は楽ちゃんに自分で読ませています。楽ちゃんはとても学法が好きで、ネットで集団学法のほかにもお母さんと一緒に学法をしています。

 二、親に無理やり学法を強いられていたが、今では自ら学法が好きになる

 以前、保護者である同修達は、自分の子供を連れて一緒に学法をすることが多かったのですが、なかなか長く続けられず、子供をあやして学ばせたり、無理やりさせたりすることもあったそうです。現在、ネットで学法をする時間は1時間から1時間30分に延ばしましたが、子供達は特別なことがある以外には誰も遅刻したり、欠席したりせず、毎日学法を楽しみにしており、佛法に照らされて学んでいます。

 最初の頃、子供達は学法をする時に落ち着きがなく、姿勢が悪かったり、人が読む時に席を離れて遊んだり、ものを食べたりすることが多かったのですが、学法をするにつれて、子供達は段々と自らを正していきました。7歳の丸くんは、普段は何の問題もありませんが、学法をすると妨害が大きくて全身がかゆくなったり、気持ちが悪くなったり、床やソファーの上で這い回ったりして落ち着きがありませんでした。特に大法の本が目に触れただけでも怖がり、頭を深く下げたり、机の下に隠れたり、法を読むと声が震える状態でした。

 子供達は明慧学校の先生達と一緒に、丸くんのために発正念をしたり、励ましたりしました。丸くんは法を読むスピードが遅く時間がかかりますが、皆は修煉者の心で丸くんを優しく包み込みました。すると丸くんに少しずつ変化が現れ、大法の本を目で見ながら読むことが出来るようになりました。丸くんは簡単な漢字を覚えるようになり、大きな声で『洪吟』を読むなど、じっとして1時間30分の学法を続けることが出来るようになりました。

 三、内に向けて探し、心性を修める

 ある時、楽ちゃんは「先生、私は何の執着心もありません。でも、昊くんには嫉妬心があるのが見えました。私が流暢だと先生に褒められると、昊くんは速く読みます。結局速く読むと間違いが多くなります」と言いました。それを聞いて6歳の文俊くんも「そうです。私には功能があって人の執着心が見えます。確かに昊くんには嫉妬心があります」と言いました。

 このことを通じて、私達は内に向けて探すことについて子供達と交流しました。子供同修達はとても純粋で、観念がなく、執着心を見つけると、それを捨てるようにしました。文俊くんは、以前物語を聞いて交流する時に、いつも急いで発言していましたが、内に向けて探すと、それは顕示心だと気づき、それからは抑えることが出来ました。また、お母さんに言われると言い返したりしていましたが、それが闘争心だと分かってからはだいぶ良くなりました。

 学法を通じて、子供達はいつも親や先生の話をよく聞くようになり、教育しやすくなりました。学法が始まる前に毎回一曲ほど大法弟子が作った歌を聞かせ、そして終わる時には物語を読み聞かせます。純粋で美しい音楽は子供達の大法への愛と師父への感謝の心を高め、そして衆生を救う使命に対する理解を深めました。

 伝統文化などの物語を聞いた後に感想を語る時、子供達はみな法理の角度から執着心を探し、さらにその執着心を取り除こうとするようになり、少しずつ内に向けて探して心性を向上させ、大法が自分達を浄化し、知恵を開いてくださっているのを感じるようになりました。11歳の金庭好ちゃんは、トラブルが発生すると、いつも師父の説法を思い出し、大法で自分の言動を律しています。

 私の娘の文文は、中共ウイルスが蔓延し始めて学校が休校になった時、咳やめまい、高熱などの症状がしばらく続きました。娘は熱に浮かされてうわごとを言い、そして他空間の恐ろしい光景が見え、自分の身体から通り過ぎたのが見えたと言いました。私は娘に「中共ウイルにかかったと心配しているの?」と聞くと、娘は「そんなことはないわ。私は大法を学んでいるのよ、これは業を消しているだけだよ」ときっぱり言いました。娘は動揺せずに学法を続け、そして師父の説法される録画を見ました。しばらくして完全に回復しました。

 四、煉功と発正念

 煉功や発正念をしない、もしくは少な目の子供弟子達も学法を通じて、これは必ずやるべき三つのことだと知り、親と共に続けるようになりました。1時間も座禅ができる子もいれば、抱輪も30分を突破できました。11歳の子供弟子の高天宇くんは現在、毎朝親と五式の功法を一緒にやっています。格格ちゃんは煉功の際、卵の殻の中に座っているように感じ、自分が飛んでいたり他空間に行くこともでき、その空間の美しい景色を目にしました。

 また師父から宝刀を預かり、発正念の時に悪を消滅していると感じる子もいます。楽楽ちゃんは発正念時は姿勢がとても正しく、痒いと感じても姿勢を崩さず、髪が汗で濡れても我慢し続けています。文文ちゃんは起きられない朝3時以外は、いつも自ら発正念を続けています。 

 五、師父に送る最高のプレゼント

 2020年の法輪大法デーに、子供弟子達は師父に最高のプレゼントをしました。子供弟子達は積極的に写真撮影などに参加し、自ら師父に感謝する話をたくさんしました。皆で『洪吟』を暗唱し、大法の曲を演奏したり、子供弟子の歌を歌ったりしました。今回の法会で、親の助けを借りて積極的に自分の体験談を皆と話した子供弟子も少なくありませんでした。

 六、親、教師、それに子供達も共に向上する

 この集団学法の環境は、子供と親が一緒に向上できるとても有意義な環境です。

 私の夫は修煉しておらず、大法に対して誤解もありました。最初、私が子供弟子を連れて学法する時、夫はあまり納得せず歌を歌ったり、楽器をいじったりしていました。私は娘と共に車の中で学法することにしましたが、明かりも暗くて車の中は暑くてとても辛かったのです。その後、私は自分の恐れる心を捨て、自分は正しいことをしているので、正々堂々とするべきだと思い、夫の前でも自然に子供と学法や交流をしました。

 私の子供に対する態度や子供達の成長を感じた夫は、口では言いませんが受け入れるようになり、私達が学法を始めると自分で外に鍛錬しに行き、私たちが終わる頃に帰って来ました。執着を捨てれば、師父はすべてを導いて下さいます。

 今年の法輪大法デーに子供弟子達が歌を歌うので、夫に子供達に歌を教え、その伴奏もするようにと頼んだら、それらを全部してくれました。それだけではなく、夏休み中に音楽のレッスンを開くことにも同意してくれました。まさに「佛光が普あまねく照らせば、礼儀が圓明(えんめい)となる」 [1] でした。

 子供と共に学法することは心性の向上にも繋がります。他の子供は言うことも良く聞いてくれ成長も早いのですが、自分の娘は逆についてこれず、親子同士で不愉快になれば、私が他の子の学習へ専念できなくなりしました。私は自分の情への執着と嫉妬する心、イライラする心、他人の目を気にする心、善が足りなくて、教育時に文句を言い、指摘し、説教をしがちな面を発見しました。これらが原因でした。

 それを意識してからは抑えたり、取り除いたりすると、娘も少しずつ変わるようになり「いやだ」と言うことも少なくなりました。衝突が起きれば、すぐに話をやめて発正念をすれば、少し経ってから、娘も自分のやることを続けられるようになりました。逆に、道理で押さえ付けようとすると、時間が長引くだけで最終的に喧嘩になるだけです。そうすれば、心性も落ちてしまいます。

 師父はこう仰っていました。「もし、彼があなたの話に耳を貸すようであれば、善意をもって忠告すればよいのです。彼が苛立って落ち着かない時には言わないほうがいいのです。言ったとしても、言わないのと同じです。それにあなたも腹が立ちます。どうしても手に負えなければ、あなたのせいにするわけにもいきません。しかし昔、良く教育していなかったことにはやはり責任があります。それは確かです。もし、人類の次の世代が今のように発展していけば、親の世代は罪を負うのです」 [2]

 修煉をする人の家庭は忙しいところが多いのです。生活のために忙しく、また、人を救うのに忙しく、そんな中で心を静めて子供と一緒に過ごせる時間はほぼありません。学法を初めた頃、私を含めた親達の多くは自分のことに精一杯で、まだ字も読めない子供を指導する根気がなかったのです。しかし、彼らは法のために来たのです。字を読めなくて苦労はするけれど、楽しいと思っており、性格も行動も体も変化しています。親と先生達はこれは中国語を習っているのではなく、本当の修煉だと意識しました。この使命感の下で私達も内に向けて修め、共に向上していきました。家庭内の関係も穏やかになり、親子の間も話が通じるようになりました。私が忙しい時は、他の親も先生に代わって子供弟子を連れて、学法をします。

 現在、明慧学校の先生と生徒の親は一つのチームになり、お互いに協力しながら子供弟子達の修煉を導いています。これは師父が私達にくださった最高の按排です。

 子供弟子達が修煉の道で精進に励み、まるで一輪一輪の蓮の花のようなかわいい姿を目にして、本当に感激し感謝しています。師父に感謝申し上げます! これからも、自分のやるべきことにもっと専念していきます。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『転法輪
 [2] 李洪志師父の経文:『ヨーロッパ法会での説法』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/8/21/409558.html)
 
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