【明慧日本2013年6月24日】湖北省武漢市の法輪功修煉者・黄海燕さん(40代女性)は先月15日、労働教養1年の満了日を迎えたが解放されず、秘密裏に刑期を1年、延長されたという。
15日午前、黄さんの夫が武漢市の河湾労働教養所に黄さんを迎えに行ったが、教養所の関係者に「黄海燕はここにはいない。後で知らせるから、家で待ちなさい」と言われたという。黄さんの夫は仕方なく家に帰った。その後、インターネットで黄さんに関する情報を見た友人が、黄さんの夫に「黄さんは刑期を1年延長されたようです。黄さんは河湾労働教養所にいるそうです」と教えてくれた。情報によると、黄さんが刑期を延長された原因は「転向」を拒否したためだという。
黄さんは昨年5月、市国保(国家安全保衛)大隊の警官に、自営店で法輪功のチラシを人に渡したという理由で不当連行され、呉家山女子第一刑務所に拘禁された。その後、労働教養1年を宣告され、教養所に拘禁された。拘禁中、黄さんは法輪功の「真・善・忍」の教えを堅持したため、家族との面会を一度も許されなかった。
昨年8月末、教養所は法輪功修煉者に対して、新たに「転向」させる計画を実行し始めた。黄さんは法輪功修煉者を転向させる教養所の担当者に、法輪功の真相を伝えるために長い手紙を書いたが、酷く迫害された。
黄さんは大の字に吊るし上げられ、両腕が青紫になった。さらに、警官は受刑者に指示し、汚れた靴下を黄さんの口の中に4時間ほど入れた。その後も数日間、黄さんは水道管に縛られて動くことができなかった。
また、黄さんは麻袋を紐で閉じるという労働を毎日長時間科され、手が傷だらけになった。
かつて黄さんは、武漢市郊外に在住し、夫婦で細々と商売をしていた。懸命に仕事をし、商売がうまくいったため、一家は武漢市内に引越した。 数年前から、黄さん夫婦は店舗を借り、タバコと酒の経営を始め、とても繁盛した。その後、黄さんは幸運にも法輪功と出会い、修煉者になった。修煉するにつれて、黄さんは法輪功の法理を理解し、心身共に元気になった。そして、黄さんは買い物に来る人に、法輪功の素晴らしさを話していた。
法輪功を学び始める前、黄さんと姑はとても仲が悪かった。黄さんが法輪功を学び始めたばかりのとき、姑はいつも、黄さんの学法や功法の練習、法輪功の真相を伝えることなどを妨害していた。ある日、姑が心臓病の発作を起こしたとき、黄さんは「『法輪大法は素晴らしい。真、善、忍は素晴らしい』と念じてください」と教え、姑はそれに従い、日々念じるようになった。そこで、姑の病気は治った。それから、姑は黄さんと仲良くなり、黄さんの修煉も支持した。
2008年、黄さんの娘は、法輪功修煉者が企画した学生夏キャンプに参加した。その後、夏キャンプの企画者が国安局の警官に不当連行された。そのため、黄さんの娘は中共(中国共産党)当局に嫌がらせをされ、学校の先生からも圧力を加えられた。黄さんは法輪功の内容のDVDを校長に渡し、法輪功に対して理解を求めたが、不当に連行され、15日間勾留された。
今回、黄さんが教養所に拘禁されたことで、姑は心臓病を再発し、店を管理する人がいなくなった。