湖南省:改心した女性が受けた迫害事実
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 【明慧日本2013年7月6日】麻薬密売で逮捕された劉元蘭さん(湖南省、51歳女性)は、留置場や刑務所で法輪功修煉者と接し、「真、善、忍」という宇宙の法理を知ることができた。そのおかげで、劉さんは悪事をやめようと決意し、法輪功の修煉の道に入った。しかし、良い人になった劉さんは法輪功を学んでいるとして、中共(中国共産党)当局に労働教養処分、実刑判決を下され、教養所や刑務所で酷い拷問を受けた。

 2001年、劉さんは麻薬密売で留置場に拘禁された。

 留置場で3カ月間拘禁されている間、劉さんは絶えず留置場に入れられた法輪功修煉者と出会った。法輪功修煉者たちがみな優しい心を持ち、何事も人を優先する行為に劉さんの心は惹かれた。修煉者から劉さんは、法輪功が人に良い人になるよう教え、自分の心性を修める高徳の佛法だと知り、法輪功修煉者と一緒にいると、気分が良くて言い表せない安心感があると感じた。

 そして、劉さんはある年配の修煉者に「私は麻薬密売の悪人ですが、良い人になりたいです。私のような人が法輪功を修煉してもよいのでしょうか」と聞いた。年配の方が、他の修煉者に「彼女は法輪功を得るために来たのですね」と言った。それから、劉さんは修煉者たちが留置場に持って入って写した法輪功師父の経文を読み、法輪功の5セットの功法を学び、それに、「真、善、忍」という宇宙の法理を知った。警官は法輪功修煉者を集まるとき、「法輪功の人が1人多くなっている」と不思議に言うと、劉さんは急いで「私も法輪功だ」と答えた。警官は「法輪功はみんな良い人で、お前は麻薬密売では・・・」と疑い、「私も法輪功修煉者のようになりたい」と答えた。

 劉さんは心の中で自分が法輪功修煉者だと誇り、警官らに「『真、善、忍』は人としての基準です」と言ったが、叱られた。劉さんは自ら法輪功修煉者だと明言してから、警官にそろばんで頭を打たれ、足かせをつけられ、長時間、跪くように強いられ、太陽の下で立たされるなどの迫害を受けた。しかし、劉さんは修煉者の基準で自分を律し、人に殴られても返さず、罵られても口答えしなかった。ある日、同じ部屋の人が劉さんの身体のまわりに色とりどりのきれいな法輪が回転しているのを見て、驚いて声を上げた。

 その後、劉さんは麻薬密売の罪で3年6カ月の実刑判決を下され、省女子刑務所に収容された。「麻薬密売の行為は罪深く、刑期は当然の報いだ」と分かっている劉さんは、平然と裁判結果を受け入れた。刑務所で劉さんは法輪功の修煉を忘れず、少しの時間があれば、手書きの経文を読んだり、功法を練習したりしていた。

 しかし、劉さんは修煉のことについて、法輪功修煉者に聞きたいことがあり、同刑務所で修煉者がいるかどうかが知りたくて、警官に「すみません、この監区に法輪功の人がいますか」と聞き、それに、自分が修煉して体験したことを警官に話した。しかし、警官は劉さんが大切に持っている手書きの経文を没収し、劉さんに手錠をつけて独房に拘禁した。劉さんは「法輪大法は素晴らしい! 真、善、忍は素晴らしい!」と叫び、断食をして迫害に抗議した。その後、所長が劉さんの独房に回ってきたとき、劉さんは所長に自分の修煉体験を話し、「『真、善、忍』を覚えてください、良い未来がありますように」と言った。所長が黙認し、劉さんを独房から出した。

 ある日、劉さんの部屋に無期判決の女性が来た。彼女も劉さんと同じように、留置場で法輪功修煉者と出会い、修煉し始めた。劉さんは同修ができ、お互い励ました。しかし、警官は再び劉さんが写した経文を没収した。そのため、劉さんは大声で「法輪大法は素晴らしい! 真、善、忍は素晴らしい! 大法の師父の潔白を返してください。生命には真、善、忍が必要です。世界は真、善、忍が必要です」と叫び、刑務所に響いた。それで、劉さんは引っ張られ、刑務所の広場で多くの受刑者の前で批判を受け、直立不動の姿勢を強いられ、再び独房に拘禁された。

 その後、3年6カ月の刑期を終え、釈放された劉さんは、江蘇省常州市で商売をしている息子の家に行った。常州市で劉さんは法輪功修煉者と出会い、皆と一緒に「三つのこと」をやり始めた。

 2007年7月、劉さんは常州市新北区「610弁公室」の警官に連行され、懲役4年の実刑判決を言い渡されて南京女子刑務所に送られた。

 刑務所で劉さんはご飯を食べた後、意識がもうろうとした状態が現れた(ご飯に薬物を混ぜられた可能性がある)ため、断食して迫害に抗議したが、強制的に灌食された。刑務所で劉さんは周りの人に、自分自身がかつて麻薬密売人であったこと、法輪功の修煉で改心したこと、良い人になる努力していること、中共(中国共産党)政権に刑務所に入れられて迫害されていることを話した。

酷刑演示:灌食 

拷問の実演:灌食

 劉さんは4年間刑務所にいる間、家族に服を送ってもらったが、受け取れなかった。解放されたとき、劉さんは刑務所の服一枚しかなかったという。

 2012年2月、常州市薛家派出所の警官は劉さんの自宅に乱入し、壁に掛けている師父の写真を没収した。翌日、劉さんは派出所に行き、師父の写真を返すよう求めたが、警官に連行されて句東女子労働教養所に送られ、1年の労働教養処分を受けた。

 教養所で、劉さんはいつも、他の法輪功修煉者が暴行されたとき、前に出て「『真、善、忍』に従うことのどこが悪いのですか? 修煉者たちはとても良い人たちです。良い人をどこに『転向』したいのですか? 中共は本当の邪教で、中共に追随して法輪功修煉者を迫害すると、きっと天罰を受けますよ」と言った。

 それに対し、警官は劉さんに対して、憎んで恐れて、ゴムの壁でできた2平方メートルの狭い部屋に拘禁した。2012年の新年前、同教養所はすべての禁固部屋をゴムの壁に変えた。部屋の中が暗くて、風を通らず、ゴムの壁は特別な遮音効果によって、悲惨な叫びを上げても、外には漏れないためだ。劉さんはゴムの壁ができた後、禁固部屋に第一人者として、拘禁されたという。

 禁固部屋には絶えず、中共が法輪功に対する誹謗中傷の放送が流された。禁固部屋で警官の指示を受けた3~4人の受刑者が劉さんを殴ったり罵ったりし、痰を顔に塗ったりした。 彼らはさらに、劉さんを持ち上げて、そのまま地上に投げ捨て、劉さんの体に乗るなどの迫害を加えた。

 それでもなお、劉さんは屈しなかったが、専門的に法輪功修煉者を迫害する隊に入れられ、いっそう迫害を加えられたという。

 劉さんは「三書」へのサインを拒否したため、長期にわたって顔を洗うこと、歯を磨くことを許されなかった。劉さんは「法輪大法は素晴らしい」と叫んだだめ、監視している人に息もできないぐらいに口を覆われて口を裂かれ、そのため、口が腫れていて出血し、痛めた。劉さんはいつも、平手で打たれ、 足の指を踏みつけられ、思い切り蹴られ、力一杯に乳首をつかまれ、全身をつかまれたりした。劉さんは全身傷だらけになってしまった。

 劉さんは断食で迫害に抗議したが、長い歯ブラシを腟に挿入されて、性的虐待された。それに、トイレに行くことも許されなかった。それでやむを得ず、劉さんは自分のズボンに排便するしかなかったが、汚れた服を劉さんの食品箱に入れられ、頭を押さえつけられ、それらの汚れ物をなめるよう強いられた。また、劉さんは髪の毛を抜かれたことがあり、1カ月間、刑期を延長された。

  その後、劉さんは解放されたが、教養所で受けた迫害を思い出すたび、全身の震えが止まらなかったという。

 しかし、当局は劉さんに対する迫害は終わらなかった。先々月25日、労働教養所から解放されて2カ月しかない劉さんは、両目が失明した父親と一緒に常州へ行く列車で周りの人に自分が法輪功修煉で受けた迫害事実を話したことで、南京鉄道警官に連行された。その後、父親は警官に息子の家に送られたが、劉さんは解放されなかった。

 現在、劉さんの父親と兄が劉さんのことを非常に心配している。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/6/20/275594.html)
 
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