明慧法会|師父が用意してくださった道をしっかり歩む(一)
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文/遼寧省の大法弟子・沈明

 【明慧日本2013年7月7日】偉大なる師父、こんにちは! 全世界の大法弟子、こんにちは!

 先日『大法弟子は必ず法を勉強しなければならない』を読みました。「実は師父は何かを行なうとき、決して考えるだけで終わってしまうのではなく、多くの準備をしましたが、それは皆さんに見えないことで、神も行なっています。すべての用意ができ、貴方の行動のみ待っていますが、その一歩を踏み出せません」、「本当に素晴らしく行なった学習者がいて、高級住宅地で堂々と相手のところに行って、落ち着いて説明したら、相手は非常に喜んで、貴方を待っているかのようです。実際はこういうことで、すべてが用意され、貴方が正念でそれを実行するのみですが、どうしても正念がないのです」の部分を読んで、私は急に多くの法理が分かりました。

 私は1996年に大法を得た古い弟子で、昔の事を思い出すと、一幕一幕と目の前に現れて、三つのことがよくできた時は、みなしっかり法を学んで正念が強い時だと気付きました。実際にはすべては師父が用意してくださって、自分が法理に従って行えば、自然とうまく進みます。一方、自分の状態が良くない時に、師父が条件を揃えてくださっても、弟子は事を順調に進めることができなくて、機会を逃してしまいます。

 一、師父はすべてを用意してくださっており、私はただ実行するのみ

 法輪功の無実の罪を晴らすため、北京へ陳情に行ったことを理由に、私は2001年に勤め先を不法に解雇されました。

 2001年から2003年まで2年あまりの間、私は根気よく会社、会社の上のグループ会社、市の労働仲裁部門、町内会に真相を伝えて、解雇処分の取下げを求めました。相手にされず追い払われる時もあったのですが、私は動揺しませんでした。そうしている中で憎む心、闘争心、顕示心、歓喜心、嫉妬心など多くの執着心が生じる時もありますが、私は少しずつそれを取り除きました。私はただ師父のお教えの通りに、平穏に彼らのところを訪ねて真相を伝えます。私を迫害すれば、私は貴方のところに行って真相を伝える、それだけです。ふだん彼らを尋ねようとしても理由がないのですが、今回はちょうど絶好の機会です。最初、私は週に必ず一回会社に行って、だんだんと月に2、3回行って、上司のオフィス、各事務室を回って真相を伝えていました。一部の人は「今後は法輪功を迫害することを止めて、大法弟子を守りたい」と明確に言ってくれて、一部の人が「三退」をして自らに素晴らしい未来を選びました。師父はすべての手配を済ませて、すべてを用意してくださって、私はただ一連の機関を回って彼らに真相を説明するだけです。行動さえすれば、師父の用意の下できっと彼らを救えます。

 2005年、私は2年の拘禁生活を終えて出所しました。7月のある日、区役所人事部門のAさんから電話がかかってきて、私に就職の意向があるかと聞きました。私が「ある」と答えると、彼は私に戸籍、身分証を持って政府の某部門に行くようにと指示し、また自分の部署名と電話番号を教えて、用事があれば私に連絡をくださいと言いました。当時、多くの大法弟子がこのような形で騙されて、「某部門」に行ったらそこで連行された事件が起きていたので、妻は私を行かせようとしませんでした。

 私は妻に大丈夫と言って、身分証などを持ってその部門に行きました。来た目的を説明した後に、慈悲をもって彼らを救いたいとの心を抱えて、スタッフたちに法輪功が迫害された真相を伝え、恐れる心が少しもありません。ある女性スタッフはとても礼儀正しくて、私を腰掛けさせて、私の言葉を聞きながら手続きをしていました。女性スタッフは私に銀行カードとパスワードをくれて、そのように私は2年間に不法に没収された給料1万元あまり(約20万円相当)を取り戻しました。それから、私は毎年あの女子スタッフに神韻のDVDと真相資料を渡しています。

 それから私は区役所人事部門へAさんに会いに行きました。彼に就職の世話をしてもらうのは主な目的でなくて、真相を伝えるのが一番肝心だと思っています。私が法輪功の話題を切り出した途端、彼は「貴方に就職の斡旋をする代わりに、奥さんの待遇を止めないといけない」と言いました。また「貴方の就職斡旋は民政局の仕事で、我々人事局の管轄でない」とも言いました。彼に人事局と民政局の指導者の名前などを伺うと、彼は何も教えませんでした。彼は旧勢力に妨害されていると分かって、私は発正念をしました。私は彼がかつて軍隊に勤めていたことを知っているので、私は「今、軍隊と退役軍人の間で2冊の本が流行っています。一つは『江沢民その人』、一つは『中国共産党についての九つの論評』と言います。今、現役軍人も退役軍人も、最下級の兵士から最高司令官まで、多くの人が「三退」を選びました。『江沢民その人』を読んでごらんなさい。江沢民はどのように軍隊に災難と変乱をもたらしたかが分かります。『中国共産党についての九つの論評』も読んでごらんなさい。中国共産党がどのように国民と法輪功を迫害しているかが分かります」と言って、また、法輪大法とその修煉者を迫害するのは罪のあることで、法輪功修煉者を解雇すること自体が法律違反だと彼に教えました。真相が分かった彼は「町内会の組織課長に就職先の紹介を頼んでみてください。彼女が受理さえすれば、上へ申請をしてくれます」と教えてくれました。

 町内会の組織に行くと、私はまず真相を伝えました。真相が分かった女性課長は「町内会の書記に相談してみてください」と教えてくれました。町内会に着いて、私は書記と法輪功迫害をメインに担当する2人のスタッフに真相をはっきりと説明しました。書記は「結果通知を待ってください。すでに上へ申請を出しました」と言ってくれました。

 2006年の春、私は1カ月の無料コンピュータ育成訓練に参加して、簡単なコンピュータ操作とタイピングを学びました。6月6日に正式に職場に出勤して、7月から給料が出ました。私はコンピュータとプリンターを購入して、明慧ネットへのアクセス方法、ファイルのダウンロードと印刷などを教わって、家庭資料点を運営し始めました。数年来、この資料点を平穏に運営していて、法を正す中で重要な役割を果たしています。

 

 (続く)

 (明慧ネット第8回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/11/10/248915.html)
(English: http://www.clearwisdom.net/html/articles/2011/11/18/129552.html)
 
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