14年来、法輪功修煉者が不当判決により受けた中共の迫害に関する統計図表
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 【明慧日本2013年7月25日】(明慧ネット特別報道)これは2013年7月18日に明慧ネットで発表された「14年来、法輪功修煉者が中共の労働教養により受けた迫害に関する統計図表」の続編である。図表の番号も前篇の続きとなる。

 14年来、中共は不当判決の手段で無実の法輪功修煉者を迫害し続けている。1999年7月から2013年7月まで、明慧ネットは11597件の不当判決による迫害事例を報道した。迫害は現在も続いており、この時期に発表されたすべての報道は、法輪功修煉者が危険を顧みず努力した結果であり、非常に貴重である。

 1999年から、明慧ネットは、一貫して法輪功に対する中共の迫害の真相を暴露することに力を尽くし、迫害事例を最も全面的に、最も数多く報道したウェブサイトであり、報道された資料は被害者自らが直接手に入れた情報である。報道された数万篇の記事は、今回の迫害の形式、地区、数等についての詳細を記録している。

 中共は迫害の事実を強引に「国家機密」と称して真相を覆い隠し、迫害の情報を提供した法輪功修煉者を迫害している。そのため、明慧ネットを通して暴露されたこれらの事例は依然として、実際に発生した事例の氷山の一角にすぎない。本章で提供する数値は不完全統計であるが、事例の数と迫害の詳細は衝撃的なものであり、中共の卑劣な迫害の真実を伝えている。

 下記の図3は2000年から2013年までの間、明慧ネットで発表された中国全土の各省で判決を言い渡された事例の報道数である。図4は2000年から2013年までの間、明慧ネットに発表された判決を言い渡された迫害事例の毎年の統計である。(上述の通り、本章の図表番号は「14年来、法輪功修煉者が中共の労働教養により受けた迫害に関する統計図表」の続きとなる)

'图三:过去十四年来明慧网发表的全国各省、直辖市、自治区的判刑迫害报道数量(不完全统计)'

図3:過去14年間に明慧ネットで発表された、中国全土の各省、直轄市、自治区で不当判決を下された事例の報道数(不完全統計)

 図3の中で、東北三省、及び河北省、山東省は特に迫害が酷い地区であり、その次は四川省、湖北省、広東省、河南省などである。中でも黒竜江省のジャムス刑務所、遼寧省の瀋陽刑務所、河北省の保定刑務所、四川省の資陽刑務所などにおける法輪功修煉者に対する迫害は、その残酷さと悪徳さで悪名高い。

'图四:过去十四年来明慧网发表的判刑迫害报道的逐年统计数字'

図4:過去14年間に明慧ネットで発表された、不当判決を下された事例の毎年の統計数(不完全統計)

 図4の中で、2001年から2004年の間は、中共の法輪功に対する不当判決の迫害が最も酷かった時期であり、2004年にピークとなった。2001年の初め、中共が国民の恨みを煽るために天安門焼身自殺事件を自演した。2003年から2006年の間は、中共による法輪功修煉者に対する生体臓器狩りの迫害が最も酷かった時期である。

 中共の不当判決による迫害の背景

 中共の江沢民集団は法輪功を迫害するため、1999年6月10日にいわゆる「610弁公室」を設立した。このナチスのような組織は中央から地方までの各政府部門に分布し、多額の税金を費やして無実な国民を迫害した。

 「610弁公室」の一つの重要な手段は中共の政法委員会とぐるになって各地の法院(裁判所)に指示し、法輪功修煉者に不当判決を言い渡すことである。中共の法曹機関は独立性がなく、中共の国民を迫害する道具である。中共の法廷では公正もまったくない。法輪功修煉者を迫害する過程の中、罪名から刑期まですべて「610弁公室」と政法委員会の内定によるものである。裁判官はただの手先に過ぎず、法廷尋問も外界を騙すためのお芝居である。過程中、裁判官は吠えたけ、法輪功修煉者に対して法律に従わなくてもいいと言いふらした。

 中共が法輪功修煉者を陥れる手段は「刑法第300条」で、即ちいわゆる「邪教組織を利用して法律実施を破壊する罪」である。まず、法輪功は人を善に向かせ、修煉することも自由で邪教とは関係ない。一方、中共は国民を迫害し、メデイアを利用し国民に洗脳し、正に本当の邪教である。次に、中共の法廷は法輪功修煉者がどの法律の実施を破壊したのか、どのように破壊したのかを一度も説明できない。かえって中共、この邪教組織は法院に指示し、無実の国民を迫害し、法律の実施を破壊している。

 法輪功修煉者は「真・善・忍」の教えに従い、国民に真相を伝えることは、憲法による信仰と言論自由の基本権利である。罪があるどころか、法律に守られるべき人達である。しかし、彼らは不当判決を言い渡され、ひいては懲役十数年の判決を科された人もいる。

 法輪功修煉者は中共の刑務所の中で、奴隷な苦役を強要されている。中共はさらに各刑務所にいわゆる「転向率」を定め、賞金や役目で警官を誘惑し、法輪功修煉者に信仰をやめさせることを強いた。修煉を続ける人は野蛮な迫害をされ、その中の多くは身体が不自由になり、死亡した。

 刑期満了の修煉者も往々にして自由にならない。「610弁工室」は各地において「法制教育」の看板を揚げ、その真実は洗脳班を設けた。そこで、修煉しつづける人は洗脳され、または刑期満了の修煉者は洗脳班に送られ、拘禁されていた。

 不当判決により迫害された法輪功修煉者は社会においての優しい人である。彼らはまじめな教師、責任感がある技師、賄賂を受けない医者、正直なビジネスマン、清廉な公務員などとして社会に貢献すべきだが、不当判決の迫害によって刑務所の中で苦しい日々を送っていた。そのほか、彼らの家族も大きな苦痛を耐えている。中共による法輪功に対する迫害は中国社会への巨大なダメージである。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/7/21/276997.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2013/7/24/141193.html)
 
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