遼寧省:不当判決の女性教師 二審で無罪訴える
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 【明慧日本2013年7月29日】遼寧省の凌鋼中学校の英語教師で、法輪功修煉者である杜清秀さんは、法輪功が迫害されている内容のメールを携帯電話で人々に送信していた。その間、電話を中共(中国共産党)当局に盗聴され送信内容も知られ、メール送信を理由として警官に不当に連行された。4月12日、市裁判所はさんに懲役6年の不当判決を宣告した。
 
 7月11日午後2時、朝陽市の西大営子裁判所で杜さんに対する第二審が行われ、2人の弁護士の弁護の下、杜さんは「真・善・忍」を信奉することは無罪であると訴え、法輪功が中共に迫害されている事実をメールで送信する行為は合法だと主張した。
 
 さらに、弁護士は第一審で検察が公開した資料には、罪の証拠・証言を証明する「司法鑑定認可証」や、自身の司法資格を証明する「司法鑑定資格書」などの提示を一切していないこと、または国家法律を破壊するどころか、当事者が送信したメールで人に損害を与えた証拠さえ提示することもできなかったことを指摘した。
 
 さらに弁護士は「法輪功が邪教であるという規定はなく、憲法では誰もが信仰と言論の自由を保障されている。しかし、裁判所が国の法律を無視し、罪のない杜さんに秘密裏に懲役6年の不当判決を下すということは、中共司法部門こそが法律を破壊する犯罪行為を行っている」と批判した。
 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/7/17/276767.html)
 
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