明慧法会|臨床から楽な仕事場へ(二)
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ーー正しい道を歩み、誓約を果たす

文/中国の大法弟子

 【明慧日本2013年7月31日】

 覚醒した家族は爆竹を鳴らす

 4年前、私の周りの大法弟子が常に迫害されるということが発生し、ある女性学習者は懲役4年の判決を下されました。直ちに大法弟子を救うべきだと悟った私は、その学習者と常人の友人の関係を利用し、生活用品を買い揃え、彼女の夫とともに服を送るために留置場へ行き、私の夫も賛成してくれて、車で私たちを送ってくれました。学習者の家族と接するとき、相手のほとんどが恨みを言うので、私は直ちにその家族と交流し、真相を伝えました。その家族は私のような他人がこれほどやさしいとは、と感動しました。中共がオリンピックを開催する前に、地元の約20人もの大法弟子が連行されました。私は修煉しない夫と家族を連れて、ともに救う対策を練りました。結局、何人かは不法に労働教養処分を受け、何人かは3~4年の判決を下されました。その後、祝日になると、我々は学習者の家族にプレゼントを贈ったり、その家族とともに祝日を過ごしたり、生活が困難な場合はともに助け合い、その家族を励ましました。迫害された学習者には何の罪もなく、すべて中共の卑怯な手段です。我々は心を合わせ、ともにこの辛い日々を過ごし、家族のように互いに励ましあい、学習者から電話が来たら、どのような状況になっているかとても知りたかったのです。だんだんと、学習者が次から次へと戻り、我々は戻ってきた一人ひとりと食事をし、歓迎します。地元の輔導員や常人から見て、影響の大きい大法弟子が戻ってきた時、学習者の家族は晩御飯を食べ、外で爆竹を鳴らし、爆竹とともに、誰々さんを歓迎するという声や、拍手が響き渡りました。最近また、ある学習者が戻り、彼らも再び爆竹を鳴らして、学習者の帰還を歓迎するとともに、「江氏の死」を祝いました。帰還したほとんどの学習者が短時間に厳粛な声明文を書き、法を正す道にかえってきました。

 正念の力

 地元の610弁公室の主任は夫の友人です。彼が赴任した後、私を見かけるたびに協力するようにと言い、せめて彼がその職についているときだけは面倒なことにならないようにと言ってきました。そして常に、食事中に大法のことを罵り、大法弟子たちが真相を伝える行為を罵ります。以前、私は彼に真相を伝え、彼も脱退しました。しかし、この職に就くと、まるで人が変わったかのようでした。私は彼と接触する時間を機に、何度も真相を伝え、真相資料も送り、彼のことも気にかけていました。真相資料を渡せば、彼も受け取ってくれ、時には自ら請求することもありました。私も常に大法弟子を迫害した人が報いを受けた話や大法弟子を迫害することは法律違反であることを伝えました。私の正念が強いとき、彼が610弁公室の主任になったのは昇進するためで、この仕事は家を支えるためだと彼はいつも言い訳をします。私は彼にこの仕事のために命までかけないようにと注意しますが、地元の大法弟子たちは、罠に陥れられたり、迫害を受けたりすることが続けて発生しています。

 ある日の夜、仕事が終わり、何か悪い予感がしました。自分の内を探ると、ここ数日間、常人の事が多く、法を学ぶ時も心が静まらず、恐怖心なども現れてきました。6時の発正念を30分ほど続け、心がやっと落ち着きました。夜の8時ごろ、迎えの電話が夫からありました。その日、彼は「610弁公室」の主任と食事をしていました。私が着くと「610弁公室」の主任は私と単独で話をしようと車に乗り込みました。その時の私の正念はとても強かったのです。つい先ほど、他地区で捕まえられた学習者が私とかかわっていた報告が彼の手に渡っていたのです。彼が私に話した内容はすべて、彼がどのように私を護るか、せめて彼の任期の間、私は安全だなどの話でした。

 その後、何度も食事をしているときに、彼はわざと法輪功のことを口に出しては、夫の前で、人の手柄を横取りしたり、夫を恐喝したり、時には国家保安局の人が私を尾行している話を持ち出して、すぐに家の中をきれいにするように夫に命じました。真相を伝えて人を救うことを私は慎重にやっています。自分の内を探すと、私はその男を大きく見すぎて、また、迫害されるという恐怖心がなかなか無くならず、大法弟子たちがしていることは正しいことで、大法や、法から修めた正念でことをなしていますが、人心がこれらの困難を呼び寄せたのであり、彼が私と夫を怖がらせるのは我々を恐喝しているのだと認識しました。「私が大法を修煉することで、彼の身に一銭も払いません。友人同士で食事をするのはいいが、特別に彼を招待するのは絶対にしませんし、彼の好意もいりません。それに彼は善良な人を迫害して罪を犯している」と私は夫に言いました。その後、彼が夫の前でどのように私を護るかという時に、「あなたの好意はいりません。女房を捕まえるのならつかまえてください…」と、夫は冗談半分で言いました。そして、彼を見かけると、礼儀正しく挨拶をするだけで、彼に何の機会も与えませんでした。それから、このような嫌がらせはなくなり、私も「三つのこと」に精進しました。師父は次のように言われました。「全面的に真相をはっきりと伝え、正念をもって邪悪を取り除き、衆生を救い済度し、確固として法を護るべきであり、なぜなら、あなたは大法の一員で、堅固にして破壊できないからです」(『大法は堅固にして破壊不可能である』)実修の中、私は正念の力を感じました。

 師父は、「最後のこの時期、邪悪の要素が少なくなり、環境も緩和され、この世の情勢も変化しますが、皆さんに正しく歩んでほしい道は永遠に変わりません」(『正しい道を歩む』)と説かれました。法を正す最後の最後で、私は一生懸命法を学び、自分を修め、さらに多くの衆生を救い、師父がほしいことをやり遂げ、誓約を果たしたいと思います。

 (明慧ネット第8回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 (完)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/11/24/249164.html)
(English: http://www.clearwisdom.net/html/articles/2011/11/28/129738.html)
 
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