「死刑枷」で法輪功修煉者を迫害 河南省の刑務所
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 【明慧日本2013年9月4日】河南省の鄭州刑務所は各種の卑劣な手段で法輪功修煉者を迫害しており、看守は「転向」を目的に受刑者を利用して修煉者を迫害させるなど、残酷なことで知られている。

 法輪功修煉者・李傑さんは同所の第9号監区で壮絶な迫害を受けていた。1月頃、李さんは「転向」を拒否したことで、殴る蹴るの暴行を加えられたが、「法輪大法は素晴らしい」と叫んだ。そのため、受刑者らと看守は李さんをトイレの中に引きずり込んで、李さんが失神するまで滅多打ちにした。

 さらに、李さんは手足を「死刑枷」で固定されて独房に監禁された。そして、スタンガンで電気ショックを加えられた。

拷問のイメージ図「死刑枷」

 「死刑枷」は、両手と両足を枷で固定し、手足の間に1本の鉄製の鎖を付ける拷問である。この状態で少しでも歩くと、皮膚に傷が付いて出血する。そのため、着脱、食事、大小便の簡単な動きもできないほど生活に支障を来たしてしまう。夜は手を上げた状態でないと寝ることができない。それにもかかわらず、この拷問を受けている修煉者は、労働も強制される。

 現在、李さんは第3号監区に拘禁されており、日々、「死刑枷」による拷問で苦しめられながらも、辛い労働を強いられているという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/9/2/278984.html)
 
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