「法輪大法は素晴らしい!」の一語に尽きる(三)
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 江蘇省酵素の   こ   文/江蘇省の大法弟子

 【明慧日本2013年11月17日】

 三、「あなたは私達の手本」     

 留置場から出てきて数カ月後のある日、私は普通の勤務時間に出勤しました。男女2人の私服警官がやってきて、話があると言って、私を騙して洗脳班に送り込みました。

 私と一緒に勤務している同僚は私が彼らにパトカーに押し込まれているのを見て、彼女はタクシーに乗って後を追ってきました。彼女はその人たちと口論して、私を勤務先に連れ戻そうとしました。この時、彼らはまた嘘をついて「話が終われば、彼女を帰らせます」と言いました。同僚は彼らに「私達の勤め先では、彼女はいい人で有名です。あなたたちはいい人をいじめてはいけません。もし彼女をひどい目に会わせたなら、私達はみんな地元出身ですから、あなたたちも気を付けなさい」と脅しました。

 洗脳班では、部屋の中に閉じ込められ、邪悪の洗脳映像を見ることを強要されましたが、私はそれを拒否しました。彼らが電源を入れると、私は消しました。そして断食を始めました。洗脳班の職員は私を騙し、脅しましたが、私には師と法があるから、命を捨てても惜しまない、なにも恐れることはない! と思いました。

 警察は私の勤め先から人をよこして、私の転向に協力して欲しいと言いました。同僚たちはみんな私の付き添いに来たがっていました。みんなは「これ以上ひどい目に合わせない、悪人にいじめさせない、何人でも行きます」と言ってくれました。これらの真相を知った同僚たちはみんな福報を得ました。

 その後、洗脳班は勤め先のトップを来させました。この「最高責任者」は私を見て何が言えるのでしょうか? 私の事を彼はすべて知っています。法輪功煉功して、病気はすべて治りました。以前は病気で半日しか働くことができず、勤め先では有名な薬漬けだった人間が、修煉後、一銭の医療費も請求しないし、大のお人よしで、毎年表彰されていました。彼は私に言いたいことを言えず、言いたくないことも口から出しませんでした。私のこの姿を見て、彼はただ苦笑いをして、「体を大切にして、体を大切にして」と繰り返しました。

 2日後、大勢の人がやって来ました。先頭に立っていた人が私と話して、どうして食事をしないかと聞かれました。私は「理由を聞くなら、あなたについている人たちに聞けば分かります。食事をするのは構いませんが、どうして私をここに騙して来たのですか? 私は法輪功を修煉して、病気が完治しました。どうして煉功してはいけないのですか?」と答えました。私の同僚は横から口をはさんで「彼女が言った話はすべて本当です。私は証言します」と言いました。

 ある人は天安門の焼身自殺の話を持ち出しました。私は「それは嘘だ」と言いました。「あなた達の中には警察もいますが、あなた達はパトロールをするとき、消火器を背負っていますか? 消火用の毛布を持っていますか? もし持っていなければ、あの盛大な天安門広場の警官があんな面倒なものを持って巡回するでしょうか? どうして焼身自殺者は服が燃えても、眉や髪の毛は燃えていないのですか? これらの疑問点をあなた達は見てとれませんか? 頭を使って考えてみてください!」と言いました。

 先頭に立った人は、落ち着いて私の質問を聞いて、それに対して説明しませんでした。その人は帰りに私に、「今日はあなたを見に来ました。別の意味はありません。お体を大事にしてください、お体をお大事にしてください」と言って出て行きました。

 その人が帰った後、洗脳班の人が「あの人はあなたの知人ですか」と聞きました。私は頭を振りました。彼女は「彼はこの区の一番トップですよ。私達もふだん会いたくても会えない人ですから、こんなに穏やかに対応してくれて、あなたは幸運ですね」と言いました

 私は彼女たちに「修煉者は幸運です。しかし、その幸運はあなたが言った二文字でカバーすることが出来ません。これは真相の力です。これは真・善・忍の威力です。これも人の未来に対する選択です」と言いました。

 3日後、私は勤め先に帰りました。警備課長が私と話して、「三書」に署名を求めました。私は「署名しません。あなたの仕事に協力しないのではありません。しかし、署名は出来ないのです」と言いました。課長は「では、口頭で承諾してもいいです」と言いました。私は「何を承諾しますか? これは人権です。国の憲法にもすべて定められています」と答えました。彼は「ただ、上京して陳情しない、室外で煉功しないと承諾すればいいです。さもなければ、上司も免職し、全従業員のボーナスは押さえられます。これは私の職責です。私はあなたにはっきり言わないわけにはいきません。私も回避する方法がありません。理解して下さい」と言いました。

 私は「あなたはあの『610弁公室』を邪悪な部門だと思わないのですか。彼らが言うこと、為すことはすべて卑劣だと思いませんか? 彼らは自ら違法に罪を犯すだけでなく、また他の人まで違法に罪を犯させています。それはそれでいいでしょう。私達修煉者はどこにいてもいい人になり、どこに行っても他人の事を優先に考えます。私は早期退職しますから、上司にそう伝えてください」と言いました。

 私の部署は私のために退職送別会を開催しました。そこで、主任は感情を込めて「あなたが離れるのは残念です。本当に残念です。しかし方法がありません。人はそれぞれ志があるから、歓送することしかできません。歓送と言いますが、心の中では寂しいのです」と言いました。主任はさらに強い声で「私は責任を持って言いますが、彼女は同席者の中で最も優秀です、彼女は私達の中のお手本です……」と言いました。みんなは盛大な拍手で応えました。

 私は涙を流しました。称賛は私個人に対するものではありません。拍手も私のような1人の修煉者に対する奨励ではありません。それは真相を分かった生命が神聖なる大法を理解し認めたのです。それは人々の未来に対する選択です。

 (完)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/11/2/282126.html)
 
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