上海市:法輪功修煉者が迫害され家族崩壊 のち死亡
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 【明慧日本2014年1月6日】上海市嘉定(かてい)区の法輪功修煉者・馬冬権さんと妻・金潤芳さん、息子・馬國彪さんは中共(中国共産党)当局の迫害の下、労働教養処分や不当連行拘禁され、苦境に陥っていた。
 
 2008年1月16日、馬さん一家3人は自宅で数十人の修煉者と「新唐人テレビ」で放送された新年の特別番組を見ていた。その時、多数の警官が馬さんの家に不法に押し入り、室内を占拠し、全員逮捕した。
 
 それ以来、拘禁中の馬さんは重病を患って歩行困難となり病状が深刻になった。こうした状況下で1年間も治療を受けられず、更に懲役3年と執行猶予4年を宣告された。
 
 一方、國彪さんは懲役6年、潤芳さんは4年の不当判決を宣告されて拘禁され、未だに解放されていない。
 
 馬さんは執行猶予で家に戻ることができたものの、610弁公室や公安局、地元役人に終日監視された。また、馬さんは行動制限、他人との接触禁止、来訪者禁止のなか、孤独と病気で自力生活が困難となり苦境に陥った。
 
 2009年8月4日、馬さんは洗脳班へ送り込まれ、監禁されていた。翌年、世界博覧会の開会式前後、ずっと指定の場所で軟禁された。
 
 こうして脳血栓・高血圧を発症した馬さんは、心身共に数々の迫害を加えられ、さらに辛い労働を強要された。
 
 2011年春、馬さんは重大な交通事故に遭い、病院で手術などの治療を受けたが、中共の関係者に秘密裏の場所へ運ばれて、1度、行方不明になっていた。
 
 その後、馬さんは家に帰ったものの寝たきり状態だった。こうして数年来、中共当局の迫害を受け続け、今月13日、無念な思いを晴らせないまま死亡した。
 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/12/21/284240.html)
 
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