手さぐり状態から 精進して着実に修めるようになる
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文/中国重慶市の大法弟子

 【明慧日本2014年3月141日】私は1996年に法輪大法の修煉を始めました。2000年に大法を実証するため、天安門広場に行きましたが、不当に連行されました。その時、私はすでに妊娠5カ月で、解放され帰宅しました。長い時間が経った現在、私はどのように修煉するか、どのように自分の執着心を取り除くかがやっと分かるようになりました。ここで、皆さんと私の修煉体験を分かち合いたいと思います。

 2001年、私は法輪功の資料を配ったことを理由に、2年の労働教養を不当に言い渡されました。当時、私は闘争心と自分を実証しようとする心で、極端に走ったため、こういう結果を招いたのだと分かっていました。もう少しで夫と離婚し、私は家がなくなるところでした。解放されてから、何かをする前には、慎重に考えるようになり、安全にもっと気を配るようにしました。

 当時、会社は私たちに対して管理が厳しく、私は自分のせいでほかの大法弟子の安全に影響を及ぼしたくありませんでした。私は、すでに会社を退職した同修に連絡する時、法輪功の修煉をしていませんが、真相を知っている姑に助けてもらいました。それは良い方法だったことが後になって証明されました。

 数年後、中共(中国共産党)はわが社で多くの大法弟子が拘束されました。一部の同修の間にトラブルがあったことに起因していると思いました。その同修たちは互いに論争していて、その中で、安全に注意していなかった同修が拘束され、労働教養所に送られました。私はその論争に巻き込まれておらず、かつ安全に注意していたため、拘束されませんでした。

 私は今回の迫害を人対人の迫害と理解していたため、修煉があまり順調ではありませんでした。私は、自信をもって、落ち着いて、真相を伝えることができず、悪人に気付かれないようにするにはどうすればよいかを常に考えていました。毎日学法していましたが、法に基づいて、自分の思想を導き、規範とすることができませんでした。私は、迫害が終わるまで、拘束されず、学法を続けられれば、円満成就できると考えていました。

 私はある外資系の会社に勤めていました。ある時、人に尾行されていることに気付きました。最初は恐れていなかったのですが、不安になり、ずっと発正念していました。すると、その人は私と一緒に乗っていたバスから降りて行きました。しかし、根本的な問題を解決することはできませんでした。しかも、私の考えの中で、煉功を続け、真相を伝え続けているうちに捕えられるという、旧勢力に無理やり押し付けられた考えが主導権を握っていました。今考えてみると本当にばかげたことです。あの時、私はとても焦っていて、びくびくしていました。同僚に私が法輪功修煉者であること、また法輪功の真相を伝えていることを気付かれたら、捕えられ、修煉できなくなるのではないかと私は恐れていました。

 闘争心と憎しみも現れてきました。私はどうすればよいか分からず、毎晩少ししか眠れませんでした。毎日、煉功し、発正念し、迫害を解体しようと努力しました。私は自分の心性の問題を見つけることができず、疲れ切ってしまいました。

 ある日、私は会社の送迎バスに乗って会社に向かいました。睡眠不足のため、目が腫れ、痛みもありました。しかし、私は眠ることを恐れ、ずっと発正念を続けました。突然、一塊の温かいエネルギーが私を包み、私は30分間眠りました。会社に着いた時、元気100倍でした。しかし、心性の問題は解決することができませんでした。私はずっと邪悪に気を取られていて、旧勢力はあえて私たちが真相を伝えることに反対できないということを認識していなかったのです。

 時間が経つにつれ、中共に制御される人がますます多くなり、私の恐怖心も更に大きくなり、妄想が逞しくなりました。会社の国家安全局も私のことに気付きました。人心により、私の環境はとても悪くなりました。私は辞職するしかないと考えました。私は勤勉に働いていたため、人事部は6カ月休んでから、また出社するよう提案してくれましたが、私は断りました。

 家に帰ってからも、邪悪は断念することなく、監視を続け、尾行し、圧力をかけてきました。このような状況下で、私は実家に帰り、現地の修煉者に真相資料を持って行こうと思いました。

 ある晩、私は夢を見ました。夢の中で、邪悪は私の体を探して、大法の資料を見つけ出しました。そして、私は拘束され、断食をして抗議しました。夢はそれほどはっきりしていなかったのですが、いま考えてみると、師父は私を助けようとされていましたが、同時に、邪悪も必死にそれを阻止しようとしていました。

 この夢は私の警戒心を引き起こし、私は資料を持って行かないことにしました。実家に向かうバスの中で、私を尾行していた現地の国家安全局の人物は私の隣の席に座っていました。私は邪悪が彼を操って、私を迫害しようとしていることをはっきりと感じ取りました。しかし、私はそれを恐れませんでした。

 私は法理がまだはっきりと分かっていませんでした。ある時、師父は修煉体験交流会に参加するよう啓示してくださいました。ある同修の修煉体験で、その同修が洗脳班に拘禁されていた時、師父の説法を思い出し、真相DVDを配ることは犯罪ではないと認識し、その後、正々堂々とそこから出て行きました。

 その話は私にとって、とてもショックでした。師父の法に基づいて、私たちがぶつかった問題を解決すべきだと認識しました。私の以前の法の読み方は、読んでもその法に基づいて行動するのではなく、自分の考え方で問題を理解していました。旧勢力は私にこういうふうに考えるように按排しました。私は師父の最近の経文を探し出し、師父の法を正す時期に関する説法を暗記し、旧勢力の按排を根絶しました。私はまた『明慧週刊』により、修煉者がいかに法理に基づいて、困難から抜け出したかを学びました。

 法理がますますはっきりするにつれ、状況は少しずつ改善していきました。

 今までの私の認識を取り除き、今回の迫害は人対人の迫害ではないと、正しく認識しなければなりません。正々堂々と修煉し、真相を伝える時は、理性的に、落ち着いていなければなりません。同時に、自分の執着心を取り除くこともとても重要です。

 以前、私はどのようにして執着心を取り除くかが分かりませんでした。その後、常人のものにあえて接触せず、学法を続けることによって、執着心を抑えることでした。しかし、常人の中にいると、私の執着心は依然としてそこに存在していました。

 当然、これらの執着心は一気に取り除かれることではありません。したがって、継続してそれを取り除かなければなりません。家事をしている時、あるいは歩いている時、私は気付いた執着心を取り除いています。たとえば、嫉妬心や闘争心です。

 私はまた自分の考えにとても注意しています。一瞬の閃きでも浮かんだら、それがどんな執着心か、あるいはどんな執着心につながっているかを識別します。また、これらの心の根本的な執着心とは何か、これらの執着心のもたらす危険性を見つけなければなりません。そして、自分にその執着心は要らないと意識します。自分の心性を修煉すれば、その執着心は素早くなくなり、師父も私を助けて素早くそれを取り除いてくださいました。

 一部の執着心は人間の形をしています。まるで、私の前に誰かが立っているかのようです。それがだんだん小さくなり、最後には完全に消失したのを見ました。一部の執着心は網のようですが、どんどん薄くなりました。

 要するに、私が早く向上すれば、体も早く変化します。場合によっては、病業がやってきた時、もし私がとても強い正念を持っていれば、それは一瞬にして無くなります。どんなトラブルであっても、私を妨害することはできません。

 不適切な部分がありましたら、同修の皆さん、慈悲なるご指摘をお願いします。

 慈悲なる師父、ありがとうございます! 合掌!

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/2/27/288130.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/3/6/145717.html)
 
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