随時に三退を勧め 縁のある人はすばらしい未来を選択
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 【明慧日本2014年5月5日】現在、多くの中国人が海外へ旅行したり、親族を訪問したり、留学や移民をして、真相を理解するチャンスがあります。カナダバンクーバーの法輪功修煉者は、数年間それぞれの観光スポット、中国領事館、出入国管理局前などで中国人に真相を伝え三退(共産党、共青団、少年先鋒隊からの脱退)を勧めています。趙さん(女性)はその1人です。

 真相を理解した中国人は共産党を唾棄

  趙さんは今多くの中国人が、中共(中国共産党)の邪悪な本質がはっきり見えたと言います。広東省西部からきた県レベルの官員は、「私は共産党をあなたより更によくわかっています。共産党は腐敗した集団で、私達のところはすでに公然と官職を売っています。すべてに明確な価格があり、村長は100万、小学校の校長は80万です。どんな官職でも儲けることができます。今民衆の恨みはとても大きく、誰かが火をつけさえすれば、燃え上がるのです」と話しました。

 ある日、趙さんは空港で人を出迎えている一群の若い人を見ました。聞いてみると、同級生を迎えに来た卑詩大学の中国の留学生だと分かりました。趙さんは中共が法輪功を迫害して、中国の民衆に災難をもたらしていることを彼らに説明すると、ある瀋陽市からの学生は、「おばさん、おっしゃるとおりです。私は帰国した時、薄煕来、陳良宇のような汚職官吏が家人をとても驚かせました。共産党は表面でやることと裏でやることが同じではありません。親戚の官員の話によると、現在汚職行為をしない官員はいないそうです。官職についたら汚職行為をしないと逆に駄目で、別人種として排斥されてしまうのです。彼らはこの党に対して上から下まですべて自信を失いました。私達は勉強が終わっても帰りたくありません。私達は国を愛していますが、共産党を愛してはいないのです」と言い、最後に学生たちはすべて加入していた共産党、共青団、少年先鋒隊から脱退しました。

 広東開平からきた謝さんという老華僑は「私は共産党を非常に恨んでいます。それは正常な政党ではなく、まったく悪魔的で人間性がなく、民衆を迫害するだけでなく、彼らの身内さえも見逃さないので、一回一回の政治運動でどれだけの中国人が殺されたたかわかりません」と言いました。

 広東の新会からきた林さんという老人は「共産党は、美辞麗句を沢山言っていますが、悪い事も思う存分やっています」と言い、まだ、いくらかの中国人が共産党に対してまだはっきり認識しておらず、幻想を抱いていることは、とても理解できないと感じているそうです。

 困惑状態から、真相が分かるようになった

 ある日、中国から私営企業の代表団が来ました。最初は真相を聞きたくなく、ある人は 「あなたはここで1日多くのお金を稼ぐのでしょうね?」と趙さんに言うので、趙さんは穏やかに彼に教えました。「金を稼ぐというのは中共の飛ばしたデマで、この資料でさえ私達個人のお金で印刷したのです。私がここに来る目的は大きな災難が来る時、あなた達が命を守ることができるようにしてほしいからです」というと、ある若い人が、「おばさん、私は真相を知りたいのです」と言いました。それから、この若い人は趙さんと世間話を始めました。この若人は有名大学でバイオロジカルエンジニアリングを専攻して自分で会社を作りました。彼は「中国で私営企業を経営するのはとても難しく、時々当局の各部門が来て金銭や財物をゆすり取るので、まったく会社を維持することができない」と言いました。その他の人はすべて静かに聞いていていました。この時趙さんは彼らに「三退」を勧めて、最後に共産党のすべての組織に入ったことのない人以外、残りの人は全部「三退」をしました。

 中国領事館の官員さえも例外でなく。ある日、趙さんが飛行機から降りたばかりの中国領事館の官吏が見えたので、近づいて声をかけようとすると、傍の人が、「彼が誰か知っていますか?」と聞きました。趙さんは「誰でも同じです。大きな災難が目の前に降りかかっていますから」と答えました。その官員は静かに真相を聞き終えて、「私は信仰の自由を支持します」と言いました。

 今年の冬休みに、数人の教師が学生たちを連れて飛行機から降りました。出国旅行だそうです。趙さんが近づいて学生達に資料を配りながら説明すると、しばらくして、教師が来て学生の手から資料を取り上げました。趙さんは教師に、「あなた達が出て来られるのも助かる機縁です。学生達が真相を理解することを阻止しないでください。それは最も悪い事なのですよ」と言うと、教師はもう何も言わなくなりました。趙さんは最後に学生達のバスに乗って、彼らに、どうして「三退」をする必要があるのか、法輪功とは何か、中共はどうして法輪功を迫害するのか、天安門の偽の焼身自殺事件の真相などにつて学生達に説明しました。「三退」をするまでには至りませんでしたが、みんなが真相を耳にしました。

 善良な人からの支持

  空港で、身分の高いような身なりがさっぱりとした人が両こぶしを抱いてお辞儀をして、「法輪功修煉者は凄いです! 以前私もあなた達が正しいと感じていましたが、ずっとあなた達の勢力は弱くて、共産党に勝てないと思っていました。今私は本当に邪道が正道には勝てないことが見えました。あなた達は強暴を恐れずに、真理を堅持しています。私は今本当にその曙光を見ました。あなた達は最後まで頑張ってください。あなた達は中国人の望みです。いいえ、全人類の希望です。私は正義の中国人を代表してあなた達に敬意を表します」と言いました。彼は自分が「三退」しただけではなく、また資料を求めて、「その他の人に見せて、周辺の人がすべて脱退するように勧めます」と言いました。

 ある中年男性は積極的に趙さんに資料を求めて、「私は10年前もここであなたを見たことがありますが、資料を受けとったことはありません。今日私は資料を求めて、どんな力があなたをこんなに長く堅持させたかをよく見てみます」と言いました。最後にこの男性は真相を聞いて、三退をして喜んで去っていきました。

 素晴らしい未来を選んだ人々は喜んで安心する

  趙さんは、「いつも中国人を見れば、真相を伝えるチャンスを逃したくありません。心の中に残念な思いを残したくないのです」と言いました。

 趙さんはバンクーバーの北方に住んでおり、集団活動に参加した後に家に帰るには4回乗り換えなければなりません。彼女はまずバスに乗った時、3人の留学生を見て、「中国の何処から来ましたか? 三退をして平安を守ることを知っていますか?」と聞くと、その中のある男性は、「知っています。祖母も法輪功を修煉しています。法輪功は素晴らしいです」と答えました。その他の2人は知らないと言いました。趙さんは彼らにどうして「三退」をする必要があるかを教えた後に、彼ら3人は全員、脱退しました。電車を乗り換える時、趙さんはまた同じ車両で2人の女子留学生を見ました。まず彼女たちにメリークリスマスを祝い、彼女達に「三退」を勧めると、2人とも共青団を脱退しました。フェリーに乗り換える時、9人の中国人を見ました。バンクーバーのサイモンフレーザー大学の学生とエドモントンからの同級生が一緒にウエストバンクーバーへ遊びに行くというので、趙さんは時間を切り詰めて彼らに真相を伝えると、15分で、8人の学生が脱退しましたが、1人の女子学生は脱退しませんでした。しかし資料を受け取って、帰ってよく見てから判断すると言いました。1時間半の家へ帰る道で、趙さんは19人を脱退させました。

 趙さんは「今情勢は変わりました。多くの人は真相を理解しているので、ほとんどの人は話せば脱退します。以前は1日に20~30人ぐらいしか脱退しなかったのですが、今は30人~70人が脱退するようになっています」と言い、これらの素晴らしい未来を選んだ人を嬉しく思っていると言います。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/3/1/288234.html)
 
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