出稼ぎの家政婦が大法の修煉を始める
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2014年6月6日】わが家の家政婦は出稼ぎの人で、名前は娟さんといいます。ご主人がパイゴウ(中国のゲーム)で遊び、一晩で1万5千元を水の泡にしたため夫婦喧嘩をして家出をし、そして省へ出稼ぎにいき、仲介の紹介を通して家政婦に来ました。

 わが家に来て、毎日やってもらう家事を説明した後、私は法輪功を修煉して、毎日、学法煉功、真相伝えをするので、よろしく頼むと言いました。彼女はびっくりして、「法輪功を修煉しているのですか?」と言いました。私は、体にもいいし、よい人になることを目指すのだから恐れることはないと言いました。「怖くないですか」と聞くので、私は微笑みながら「怖くありません。師父がおられます。邪悪は正義には勝てません。私たちは正しい道を歩んでいますから」と言いました。

 続いて彼女は経験したことを話してくれました。「私たちのところでは法輪功を修煉する人が多く、毎日朝晩、公園と道端でたくさんの人が煉功していました。公安局の人が来て、弾圧を始めてから、この人たちは見えなくなりました。うちの隣で煉功をしていた奥さんが小学校に入ったばかりの子供を残して突然連行され、彼女の夫はその後ほかの女性を見つけて、3年後、法輪功を修煉していた奥さんは帰ってきましたが、居場所はなくなりました」

 私は「わたしたちが配った真相資料を見た事がありますか?」と聞くと、彼女は「よく家のドアに挿してありましたが、見たことはありません」」と言うので、私は「残念ですね。こんないいものを、なぜ見ないのですか」と聞くと、彼女は「あなたたちは他にやることがないのですか? こんなつまらないことをして」と言うので、私は自分の気持ちを静めて、「99年7.20以降どのぐらいのチラシや資料を受け取ったのですか」と聞くと、「少なくとも80冊以上100冊ぐらいですが、誰が見かけても捨ててしまいました」と言いました。私は内心、あなたを助けるためどんなに苦労をしたことでしょう、それなのに、なぜ? と涙が出そうでした。

 彼女がわが家に来たので、きっと大法と大きな縁がある人だと思いました。それから私は毎日三つの事をやる以外に、彼女を手伝って家事をやりながら、大法の素晴らしさや、天象、中共崩壊のことなどを話すと、彼女は興味津々で、時々質問をしてきました。例えば焼身自殺とか、中南海での陳情など、私はゆっくり説明して、自ら「4.25」に参加して国務院の陳情事務所へ行った真実を伝えました。日常生活の中で、彼女が好きな物を買って食べさせ、日用品、洋服、靴など、足りないものがあれば全部買ってあげました。十数日間、一緒に生活してから、彼女は感動して心から私に「おばさん、法輪功の人はみんな本当にいい人ですね! 今日から私も法輪功を修煉します。あなたたちの学法のグループに参加して『轉法輪』を勉強します」と言いました。

 その日、学法に来た同修が皆集まったところで、私は新しい学習者が増えました言うと、みんな喜んで「拍手して歓迎します」と言いました。毎日、学法の時、彼女はいつも積極的に読み、みんなより多く読みました。まるで以前読んだことがあるようにスラスラ読み、間違いもめったにありませんでした。それから自分が家を出た理由をみんなに述べました。私たちは「今あなたは大法を修煉しているいい人です。早くご主人と仲直りしたほうがいい」と言いました。彼女はその通りに、家に帰って、家庭が円満になって、帰省した時に親戚や友人や同級生に真相を伝え三退を薦め、5日間で59人を脱退させました。この件を通して、私は世の人はみんな本当に法を得るためにやってきたと深く感じました。

 2012年から2013年までの間に、私が真相を伝えて世間の人の心の疑問を解く過程で、9人が修煉を始めました。『轉法輪』を読む以外、五つの功法をやって、『共産党についての九つの論評』を聞き、ほかの大法の書籍も読み、彼らは本当に修煉の道に入ってきました。中共の残酷な迫害の恐怖の中でも、大法の修煉に入ってきた人は本当に称賛に値します。師父が時間を延ばしてくださったことに無駄はなく感謝します。こんなたくさんの人が助けられ済度されるようになりました。本当に師父のおっしゃったように「世の人は法のために来たのです」[1]。大法弟子が人を救い済度する使命と責任の重大さを深く感じました。

 注:
 [1] 李洪志師父の経文:『各地での説法十』「大紀元会議での説法」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/5/26/292599.html)
 
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