米国:中国大使館前で王治文さんを釈放するよう求める(写真)
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 【明慧日本2014年11月7日】法輪功学習者・王治文さんの娘・王暁丹さんと米国首都ワシントンD.C.の法輪功学習者は先月24日、在米国中国大使館の前で記者会見を行い、中国共産党対して直ちに王治文さんを無条件で釈放するよう要求した。

 王さんは記者会見で『真・善・忍』に対する信念と修煉を放棄しないという理由で、父親が中国共産党から被った迫害の経歴を述べた。彼女は父の経歴がもっと多くの人に知ってもらえるように望んでいる。

王暁丹さんは記者会見で法輪功の修煉を堅持したために中国共産党から被った父の迫害の経歴を述べた

米国首都ワシントンD.C.の法輪功学習者は中国大使館の前で記者会見を行い、中国共産党に直ちに王治文さんを無条件で釈放するように要求

 王さんは記者会見で「私の父・王治文は刑務所を転々として5475日を過ごしました、先日釈放されましたが、家に帰ることはできませんでした。父はそのまま洗脳班に連れていかれ、さらに迫害されています」。「王治文は不法に拘禁されている間、様々な残酷な拷問を受けました。歯はすべて打ち落とされ、10本の指の爪は爪楊枝で貫かれて、7日間も睡眠を禁じられました。長期にわたり24キロの重い手錠と足の鎖が付けられ、いつも睡眠が足りず、各種の奴隷労働をさせられ、鉄筋でひざを切ったこともあり、全身傷だらけで顔つきはとてもやつれ、まるで老人のようになりました」と語った。

 米国ワシントンエリアの法輪功学習者は記者会見に参加し、横断幕を広げ、中国共産党に対し、直ちに王さんへの残酷な拷問と迫害を停止し、王さんを無条件で釈放し、法輪功迫害を停止するよう求めた。

 ワシントンD.C.法輪大法学会のスポークスマン李氏は「今日、法輪功学習者は中国大使館前に来て、中国共産党に直ちに王治文さんを釈放するように要求しています。また、世間の人の良知を呼び覚まし、大使館職員の良知をも呼び覚ましています。法輪功迫害を続けないよう警告します。法律はこの迫害を許さず、天理も許しません」と述べた。

 王さんが刑務所から洗脳班へ移されたことは、米国の国会議員の関心を集めた。米国国会の中国問題に関する連邦議会・行政府委員会の会長クリストファー·スミス氏は10月22日にメディアの取材を受けた際、「王治文さんは直ちに釈放されるべきです、米国の高官はこのことに関心を持つべきです」と語った。

 スミス氏は取材に対し「中国での法輪功に対する残酷な迫害は、今世紀最大の暴挙の一つです。いかなる拘禁も必ず停止しなければならず、残酷な拷問による迫害は必ず停止しなければならず、刑務所と洗脳班は必ず閉鎖されなければならず、中国で行われている囚人の臓器を摘出する行為は発生すべきでありません」と語った。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/10/25/299424.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/10/26/146566.html)
 
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