中共が「良くなっている」という虚像を理性的に見抜く
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2013年6月19日】最近、中国国内のネット上で、「腐敗を無くそう」、「労働教育の改革」、「馬三家労働教養所の黒幕」、または「権利保護の訴訟」などのテーマでの一連の新聞報道が掲載されています。これを見た一部の弟子は再び人心が揺れ動き、中共は「改革」を始めた? 中共は「良い方向へ変わり始めた」? と思い、甚だしきに至っては、中共に希望を抱き始める人もいます。大法弟子である私達は今日に至り、必ず理性を持って、法に基づいて物事をはっきりと認識しなければならないと思います。私たちの如何なる人心も世間に波紋を引き起こし、法を正す進展に影響を与えかねず、私たち自身に損失をもたらしてしまう事もありえます。

 以下において、私はいくつかの方面から自分の考えを述べ、みんなと交流したいと思います。

 一、中共の本質は何なのか? 中共は自ら自分の本質を変えることは可能なのか?

 皆さんがご存知の通り、中共の本質は悪魔であり、赤い悪竜であり、旧勢力が人類の文明を破壊し、正法を破壊し、大法弟子を迫害する為にわざわざ設立した悪魔です。歴史の発展の過程において、その悪魔は幾度か寛容や理解、異なる意見を持つ人々を包容するような表現などをしたことがありますが、その殆どは自分の存在を維持出来なくなった時に自らを救う為の臨時措置であり、事後、結局はその凶悪な本性に戻ります。その本質はこのようなものですので、それが自ら自分を改善することを望むのは夢、幻想、そして妄想です。悪魔が優しくなるのを希望するのは、無理な望みであり、自分を害することしかありません。

 二、中共に自己を改善し、残されるチャンスがあるのか?

 皆さんがご存知の通り、歴史の発展の過程において、中共は数えきれないほどの罪悪を犯しました。数千万人の人命、数え切れないほどの冤罪事件などを背負い、その全ての帳消しにすることは可能でしょうか? 大法を迫害する過程で、どれだけ多くの大法弟子にその神聖な命を失わせ、これらはどのように帳消しにできるのでしょうか? 一時期はそのようなチャンスがあったのかもしれませんが、しかしその罪悪を解くことができるのは師父のみです。しかし、『九評共産党』が出版され、師父が『世間に向かって輪を回す』を発表されて以来、既に非常に明白になったのは、その最後のチャンスはなくなり、宇宙の上から下まで、それの存在の可能性がなくなりました。宇宙にいる全ての神、法により正されたかどうかに関わらず、全ての生命が「邪党」を認めなくなりました。例え中共がいわゆる自己革命を行っても、それが何の役に立ちますか? 神は認めますか? 師父が認めますか? そのような認められるチャンスがまだあるのでしょうか? もし大法弟子が「邪党」に「希望」を抱けば、それは小さいことではなく、正法を妨害することになります。何故なら、それは正法の過程で消滅されるものなのに、あなたは逆にそれに「希望」を抱き、加勢しているのです。よって、大法弟子は必ずこの方面では頭を明晰にし、愚かに正法の障害にならないよう注意すべきです。

 三、いわゆる「良くなっている」ことの本質は何か?

 何故それが法を正す時期の最後になって、良くなっているという仮相を見せているのでしょうか? 実際、それは本当に仮相に過ぎません。それが「良くなっている」のではなく、それの本質はいつになっても変わりません。ただ、他空間では邪党の邪悪な要素が益々多く排除されて、多くの場合、その邪悪の力が弱まってきて、大範囲を覆い被せることが出来なくなったため、それほど邪悪でなくなったように見えるだけです。しかし、それが完全に除去されない限り、その邪悪の要素は依然として刑務所や洗脳班610弁公室、警察、司法機関などに集中しています。よって、多くの場所で、それがそれほど「邪悪」でなくなったと感じる理由は、他空間では邪悪が排除されたためであり、それ自体が「良くなっている」ためではありません!

 現在、「馬三家」のことまでも国内メディアによって暴露されているので、それを見て、中共は本当に良い方向へ変わったと思いますか? 違います。ここには肝心な問題があります。師父は説法の中ではっきりとおっしゃいました。宇宙の「旧勢力」でさえ中共を利用していて、旧勢力も最後の最後になった時に中共を除去しようとしています。迫害に参与した邪悪な要素は除去され、迫害に参与した人物なども旧勢力によって除去されます。邪党の内部を見て見ると、彼らは既に内部で「腐敗」を懲罰し始め、「法律遵守をしない人達」を懲罰し始め、これこそが旧勢力が要らない人たちを淘汰する方式です。中共が「良く変わった」のではなく、内部での「淘汰」が始まったからです。しかもこの種の淘汰も、旧勢力がこれ以上使用価値は無いと判断した上で行われた淘汰です。大法弟子はくれぐれも愚かになからず、それが「良くなった」と思えば、事が複雑になってしまいます。実際、それら迫害に参与したもの達は最も悲惨です。彼らは新宇宙でも、旧宇宙でも、最終的には存在の場が与えられません。

 上述したように、私たち正法時期の大法弟子は必ず中共邪党について、はっきりした理智のある認識を持たなければなりません。いかなる幻想をも放棄し、「毒薬」が良い方へ変わるという、いかなる希望をも捨てなければならず、それらは非常に危険な思想だからです。毒薬の猛毒が人を害しないことを望む人は、自分を毒殺してしまいます! しっかり覚えておきましょう! しっかり覚えておきましょう!

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/4/20/272280.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2013/5/2/139157.html)
 
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