【明慧日本2013年8月17日】陜西省宝鶏市岐山県の法輪功修煉者・劉宏書さんは、中共(中国共産党)による法輪功弾圧政策において、新疆ウイグル自治区の仕事先で人々に法輪功が迫害されている真相を伝えたことが理由で、地元610弁公室に連行された。そのため、無断解雇され、さらに労働教養処分を加えられた。
刑期が終わって岐山県の家に戻った劉さんは、依然として地元610弁公室から嫌がらせを加えられ続けて、家庭崩壊と失業などの影響を受けるなど、中共により一家に災難が降りかかった。
憲法を無視して修煉者への迫害に加担する610弁公室は、法律上、正規の組織として登録されておらず、中共の中央政府機関により私的に設立されたものである。当局の法輪功への弾圧政策のもとで、610弁公室は本質的に地下組織でありながら、公安局・裁判所・検察庁・マスコミを統制する上級部門として暗躍している。その組織の本質は、ナチス・ドイツの秘密警察ゲシュタポとまったく同じである。下記は、河北省衡水(こうすい)市610弁公室が行った、現地の一部修煉者に対する迫害の真実の状況である。
上記のような事情を知った劉さんは、それ以来、新疆610弁公室及びその関連組織に対して、宝鶏市中級裁判所や検察庁で無実を訴え、彼らの犯罪行為を暴き、彼らを制裁する正義ある裁判を行えるよう起訴した。
しかし、公安局・検察院・裁判所は互いが結託して、新疆610弁公室及びその関連組織の犯罪行為を隠蔽し、劉さんへの不当判決を企んで劉さんを連行した。さらに、岐山県610弁公室は、その機に乗じて、劉さんの家に突入し、家にいた80歳に近くなった劉さんの両親に圧力をかけ、乱暴な態度をとった。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)