江蘇省:常州市の教師夫婦が再び拘束される
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 【明慧日本2013年8月22日】江蘇省常州市金壇市の法輪功修煉者・徐愛華さん(43)と妻・繆(ぼく)愛華さんが先月22日、市国保(国家安全保衛)大隊に連行された。現在、徐さん夫婦は市のあるホテルに拘束されている。

 徐さんは金壇市建昌鎮中心小学校の元教師で、これまでずっと正直、温厚で、仕事に熱心に取り組み、生徒や保護者、同僚から尊敬されていた。妻の繆さんも夫と同じ小学校に勤めている。徐さん夫婦はともに法輪功を学び、法輪功の修煉により心身ともに多くの恩恵を受けた。

 しかし、1999年7.20、中共(中国共産党)当局は法輪功への弾圧を開始した。徐さんは同年12月3日、妻と子供を連れて北京に行き、政府に法輪功の真実を訴えようとしたが、警察に連行され、天安門派出所に拘束された。派出所で、徐さんは警官に髪の毛を掴まれて鉄の手すりにぶつけられた。それを見て、徐さんの4歳の息子が泣き叫んでも、警官は手を止めず、すでに腫れた徐さんの顔を繰り返し平手打ちした。また、警官は徐さんの両腕を背中に回して手錠をはめ、体を90度に曲げてお辞儀をさせようと首に重い物をぶら下げた。幼い息子は「北京の警官はとても悪い人だ。人を殴るなんて、もう北京には行かない」と言った。

 その後、徐さんは地元に送還され、留置場に不当に100日間拘禁された。

 徐さんは優秀な若い教師で、学校当局から「共産党に入党して当校の指導者になるか、法輪功の修煉を堅持するか」二つに一つの道を選ぶようにと求められた。徐さんは迷わず法輪功を修煉する道を選んだ。

 その後10数年にわたって、徐さんは度々連行され、留置場、労働教養所、刑務所などに拘禁され、さまざまな拷問を加えられ、迫害された。

 徐さんは中共に騙されている人々に法輪功が迫害されている真相を伝えるため、法輪功のチラシを配った。そのため、徐さんは2000年8月に1カ月間拘留、12月に2年6カ月の労働教養処分を下された。方強労働教養所や馬三家労働教養所で様々な残酷な方法で迫害され、苦しめられた。

 教養所で徐さんは警官に吊るし上げられ、スタンガンで電気ショックを加えられたこともある。またある日の点呼の時、徐さんが前に一歩出なかっただけで、わずか2、3平方メートルの狭い檻の中に監禁された。食事の量は少ししか与えられず、昼間は監視されながら、立ち止まることなく歩かされ、夜は立たされた。

 2004年、徐さんは生徒に「共産党の言うことは必ず正しいとは言えない・・・」などと話しただけで、4年の労働教養処分を科され、教職を解かれた。

 妻の繆さんも度々、連行・拘留、労働教養処分などの迫害を受けてきたが、どんな困難に直面しても法輪功の修煉を堅持している。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/7/31/277459.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2013/8/21/141634.html)
 
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