文/中国福建省の大法弟子・慧齢が口述 同修整理
【明慧日本2013年8月29日】私は慧齢と言います。今年、60歳を過ぎました。小さい頃は家が貧しかったため、二年間しか学校に通えませんでした。衣食が常に足りない状況の中で、私はたくさんの重労働を強いられ、多くの病気にかかりました。例えば、全身の神経麻痺、慢性鼻炎、咽頭炎、結膜炎、全身の関節の腫れと痛みです。毎日、私は疲れきった体を引きずって一日の三食のために走り回り、生活のつらさで、私は人生の苦痛にため息をついていました。しかし、今日、私は健康な体を得ただけでなく、家族全員が衣食に足りて、何の心配も悩みもなくなりました。皆さんは「この全てはどうやって手に入れたのですか? 一体何があなたの運命を変えたのですか?」と知りたくなるでしょう。以下の私の簡単な体験は、その答えをみつける手助けになるかもしれません。
一、大法に出会い、心身ともに健康になる
1996年、法輪大法はわが故郷に伝えられてきて、病気治療の目的を抱き、私は法輪功の修煉を始めました。本にある奥深い法理に私は心が強く打たれ、人生の真の意義が分かり、なるべく「真、善、忍」の要求に従い、学法、煉功し、心性を修め始めました。3ヵ月後、私の全ての病気が消え、体はとても軽くなりました。私は心の奥から師父のご恩に感謝し、大法に出会えたことに喜びを感じました。その頃、私は煉功する度に涙が流れてきます。私は人に出会う度に大法の素晴らしさを伝え、商売を営んでいる友達に、大法を修煉すれば体がよくなり、精神的にもよくなり、百万千万のお金を儲けるより良いと言いました。そして、心の中で黙々と誓いを立てました。私は一生を通して修煉し、決して諦めません!
二、大法を修煉し、心が無私になる
70年代の初め、私は石を拾い、それを売るお金で生計を立てていました。ある日、石を奪うために私は他人と喧嘩になり、殴られて血まみれになりました。県政府に訴えても、自分が貧しい故に見下され、政府は相手に私に一元の弁償金を渡すことを命じ、それを持って事件を片付けました。その後、両家は敵になりました。
修煉を始めてから私は人間として生きる道理が分かり、「真、善、忍」を修めるならどうして他人と敵になるでしょうか。私は積極的に相手に声をかけ、双方の対立を解消しました。彼らは修煉後の私の身に起きた大きな変化を目にし、大法に賛同し、私の説明を聞き、家族全員が三退し、自分によい未来を選択しました。
三、「放棄」を知り、他人のために考える
絶えず師父の経文を勉強することを通じて、徐々に私の心が広くなり、思想も高まり、利を重んじる意識を取り除き、個人的な利益を争わなくなりました。一例ですが、我が家は先祖から二部屋を相続し、キッチンと庭を入れて計算すれば百平米を超え、母親と弟が住んでいます。おじさんの相続分は私たちのものより小さいので、彼は私の母親と弟を追い出し、その家を自分のものにしました。こうして、私たちとおじさんの家は憎しみを結んでしまいました。
40年経っても両家の付き合いはなく、上記の件で時々喧嘩になり、弟は鼻があざだらけになって、顔がはれあがるまで打たれるときもありました。数年前、従兄弟(おじさんはもうこの世を去りました)は家を建て替えようとしたとき、家の所有権は我が家にあるので、彼は人を伝に話を持ちかけてきました。私は自分が大法弟子なので、師父の教えに従い世間の損得に執着せず、放棄できるようにならなければいけないと思い、母親と弟を説得し、その家を完全に相手に与えました。そのとき母親も修煉を始めたので、すぐに私の話に同意し、しばらくしてから弟も同意しました。
私は従兄弟を訪ね、言いました。「今、我が家の生活もだいぶ良くなったので、家はあなたが持って行って良いです。今から法的手続きに行きましょうか?」従兄弟は私の話に感動し、涙を流しながら言いました。「私たち両家の40年以上の恩讐 はあなたの一言で解消されました。本当に信じられません」私は優しく答えました。「今、私は法輪大法を修煉しています。大法が私を変えました。大法が私たちの恩讐 を終えてくれました」
その後、従兄弟は母親に2万元を渡し、その家を買った事にして下さいと言われました。今は両家の兄弟達は頻繁に行き来し、お互いを配慮、助け合うようにしています。皆が大法の素晴らしさを実感し、「法輪大法は本当に素晴らしい!」といつも称賛してます。
四、「義」を守り、潔白な人間になる
商売をするときも、私は常に「真、善、忍」の基準で自分を量るようにしています。一度、私は乙から品物を注文し、数回に分けて品物を引き取りました。しかし、品物を全部取った後、倉庫の管理員は何回も私に電話をかけ、残りの品物を引き取るように催促し、全部引き取らないと、時間超過による管理費が余計に徴収されると言われました。彼は絶対に間違っていると確信しても、彼と帳簿合わせをする以外説得の方法がありませんでした。やはり、彼は一枚の貨物引き替え証を帳消しするのを忘れていました。彼は感動のあまりこう言いました。「本当に感謝します。良い人に出会いました。もしこの荷物をなくしたら私はどれだけの弁償をしなければならなかったか」
また、ある日、取引先は私と決算し、1万元を多く払いました。私は夜中まで帳簿の一つ一つを調べ、確認を取ってから、翌朝早くそのお客さんに電話でこのことを伝えました。彼は私に感謝の言葉を述べ、今の時世どこに行っても私のようなビジネスパートナーを探せないと言いました。このような出来事が何度もありました。二千元が多く払われたり、数百元が多く払われたりして、私はその都度お客さんに返しました。彼らは非常に嬉しく、私を信頼し、私と商売をしたがっていました。
師父と大法のご恩で、私の商売は繁盛し、取引先の皆も大法の真相を知りました。数年前、私は「真、善、忍」という信仰を放棄しない理由で中共の迫害を受け、刑務所から戻ってからも依然とお客さんの尊重を受け、商売もますます繁盛するようになりました。
五、結び
上記の数例だけでは、私の16年に及ぶ修煉の過程で得た感慨や収穫を表せません。修煉者は絶えず大法の法理を知り、絶えず大法をもって自分の心を浄化し、絶えず向上しています。一人、または数人が善に向かって心を修めれば、それをその親友達が目にします。数百人、何千人が善に向かい心を修めれば、人類には希望が見えます。今日、全世界では億人単位の人が「真、善、忍」を修めており、これが道徳回復の一つの大きな流れになっていて、私達の世界に新たな生命力をもたらしました。意志堅固な人は試練に耐え、虚言と悪事はきっと歴史に捨てられます。あなたが心から道徳的良知を守ることは、この世界の未来の希望の種になります。