湖北省:咸寧市の法輪功修煉者 洗脳班に不当監禁
【明慧日本2013年11月26日】湖北省咸寧(かんねい)市の法輪功修煉者・黄秋珍さん(女性)は今月7日、地元の警官に市労働教養所の洗脳班まで不当に連行された。
黄さんは咸寧市煙草工場の元職員である。当日午前8時過ぎ、黄さんは外出してしばらくすると、4人組に会った。そのうち1人に「黄秋珍さんを知っていますか?」と聞かれた。黄さんが「私が黄秋珍です」と返事をすると、相手は「お宅に邪魔したい」と言った。黄さんは「ここでお話しください。私は用事がありますので」と言い終わらないうちに、これらの人に不当に連行された。今回の連行に関与したのは、岔路口派出所の副所長・張会竜、咸寧市公安局の鄒誉らである。
午前11時頃、警官は黄さんのバッグの中から鍵を奪い、黄さんの自宅に不法に押し入ってパソコンなどの貴重品を没収した。さらに、タンス、箱、机の引き出しを全部こじ開け、衣装と日用品を散らされた。
黄さんの姑(80代)は外出先から戻ってきた時、警官が家から物を運び出すのを目撃した。そして、警官は孫のパソコンを没収した。舅は亡くなってから10日と経っておらず、息子(黄さんの夫)も2年前に亡くなり、孫は出稼ぎをしている。黄さんが再び不当に連行されたため、姑は1人残された。
情報筋によると、咸寧市610弁公室の警官らは偽情報を収集して修煉者をだましたり、1日80元で受刑者を雇って修煉者を監視させたりした。また、主な迫害手段は、法輪功を誹謗中傷するテレビを強制的に見せること、法輪功の修煉を放棄する旨の書類「決裂書」に拇印を押させることなどである。さらに、1人の修煉者を「転向」させたことで賞金2万元(およそ32万円相当)を与えるという。