【明慧日本2013年12月18日】天津梨園刑務所は法輪功修煉者への迫害を強化するため、拷問具・小椅子(16.5㎝×6.6㎝×6.6㎝と9.9㎝×3.3㎝×3.3㎝の二種サイズがある)を開発した。所長・王鳳山は意地悪く残酷かつ卑劣な手段を用いて、多くの拷問方法を考え、実際に看守らに拷問を行わせている。
この拷問で苦しめられた修煉者・宋之山さんは以前、監視とスタンガンでの電気ショックによる脅迫を受け、朝6時30分から夜9時30分まで頭から首、腰までまっすぐにじっと動かないように小さい椅子に座らされた上、両足の太ももの間に一枚の新聞紙を挟むよう強要された。このため臀部が爛れて、少し眠くなったり新聞紙が落ちたときは電気ショックを加えられた。
拷問具・小椅子
天津市寧河県に在住の宋さんは2000年頃、北京天安門のフォーラムで人々に法輪功への冤罪を大声で訴えたため捕まえられた後、懲役3年の不当判決を受けた。
施設内で宋さんは上記の拷問を加えられた。宗さんは不当に拘禁された自分のことを犯罪者だと認めず、不屈の精神を堅持していたが、そのために窒息寸前になるほどの集団暴行を受けた。
また宋さんは、人格を侮辱する目的で「国家の法律の実施を破壊する罪」と書かれた札を胸の前にかけられ、施設内を引き回され、たくさんの受刑者の前で公然と批判された。そのため、法輪功の真相を知らない人が法輪功を誹謗し、修煉者を中傷した。その後も、7日にわたって、宗さんは壁に面して15時間以上立たされる拷問を受けた。
宋さんは、入所してからいかなる拷問を受けても屈しなかった。当局は最終手段として、宗さんに水も食事も与えず、大小便も禁止させられトイレ行くことも禁じた。
宋さんは、このような拷問のもと、殺されそうになった時もあった。拷問に協力する受刑者は宋さんを失神するまで暴行し、凶暴に鼻から肺まで強引にチューブを差し込んで灌食しようとしたため、宋さんは鼻孔から大量出血した。そのため、宗さんに対するこの拷問は一時中断された。
現在、宋さんは港北刑務所へ移送されて、今なお迫害され続けている。