明慧法会|学法チームを大切にし、同修と支え合う(二)
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2014年1月7日】

 四、同修との縁を大切にする

 数年来、我が家に学法チームを設立して、同修に学法と交流の環境を提供する以外、真相資料や大法書籍の調達もやっています。自分の心はこの学法チームを維持する中で徐々に広くなったと感じています。同修の心性はまちまちで、さまざまな言動もあるので、一緒にいる時によく摩擦が起こります。心性を高めて絶えず心の容量を拡大しなければ、学法チームを維持することは不可能です。数年来、夫は私を応援して、私とともに学法チームをサポートしています。出所した長男は私たちと一緒に住んでいるので、彼も学法チームのことに積極的に協力しています。

 だんだんと、週1回の学法以外の日にも、多くの同修が我が家に来るようになりました。用件を済ませてから、我が家で食事をすることも多いのです。そのようにして長年、私は一度も面倒がったり、嫌になったりすることもなく、夫も同じく絶えず心性を高めて自我を放下しました。夫は個人の生活リズムや習慣を犠牲にして同修たちに合わせ、毎回黙々と食事の準備や片付けをしてくれました。そのようなことは例えば10回程度なら嫌にならないかもしれませんが、数年間毎週、ないし毎日するとしたら、人間にとって、修煉者にとってそれは一種の試練になりますね。同修がいつ来ても我が家が留守にならないように、家族3人はできる限り旅行や外出を減らしています。私たちはそのように学法チーム、および同修が我が家に来る縁を大切にしています。

 五、互いに支え、共に向上する

 学法チームには年配の同修もいて、中年の同修もいます。毎週、学法が終わった後に皆は真相資料を各自持って帰ります。最初の数年間、恐れる心があるために、1人はせいぜい5、6部の真相資料しか持ち帰らず、多い人でも10数部でした。全員の心性の向上に従って、だんだんと真相資料と神韻DVDが足りない現象が現れました。皆で分ける時に資料が足りなくなることを心配して、前もって我が家に来て、真相資料をかばんに詰める同修もいます。私も1人に何部を持ち帰ってくださいと強要することもなく、同修たちはすべて自らの意志で決めます。真相資料を配ることを始めたばかりの人は少量を取って、慣れた人は多く持ち帰ります。

 学法チームには70歳以上の年配の同修が比較的多く、毎週学法の後にそれぞれあちこちの公園や市場に行き真相を伝えて資料を配ります。春と秋には公園へピクニックや遠足にいく学生がとても多く、年配の同修が学生たちに真相を伝えると、学生たちは競って聞いて、神韻DVDをもらいます。また、年配の同修はよく刑務所、留置場の近くに発正念に行っています。

 他の地方から来た同修夫婦がいました。夫はかつて不法に拘禁されたことがあり、刑務所から出所した後、恐れる心がとても強くて、迫害を避けるために娘の家にいきました。その後、我が家の学法チームに来ました。しばらくしてから、私たちは夫婦と交流を行い、他の同修にも助けられて、まず夫が受けた迫害事実を明慧ネットに暴露しました。それから、刑務所に拘禁された時期に受けた残酷な拷問を書いて、刑務所に送りました。それをやっているうちに、夫婦は少しずつ恐れる心を捨てて、今は娘の家を出て実家に帰りました。実家で勇敢に彼らを迫害したすべての部署と個人に告訴状を送り、また周囲の民衆に真相を伝えて、反迫害活動を切り開きました。

 年配の同修Aさんは精進していないために健康状況がとても悪く、初めて我が家に来た時は、家政婦に支えられてやっと階段を上ったのです。続けて学法したおかげで、今は健康になり、家政婦をやめて、真相を伝えることにも協力しています。そのような例は私達の学法チームに多くあります。私たちは同じ大法を修める同門の兄弟であるため、互いに助け合い正念でサポートし合うのは当然のことです。同修たちの変化を見て、私は更に学法チームの重要さを感じました。

 不法に逮捕された同修に対する審判がある度に、私たちのチームは必ず事前に相談して、できるだけ裁判所の近くに駆けつけて発正念をします。もしくは当日に傍聴席に入って、法廷に立つ同修を応援します。遠い地方の裁判所で審判が行われる時でも、私たちのチームには車を手配する人、運転してくれる人もいて、行ける人はできる限り手元の用事を先送りして裁判所に行っています。

 六、修煉年数を問わず、衆生済度に励む

 学法の目的は単に個人修煉のためではないことを、私達は分かっています。そのため、私達は真相を伝えて衆生を救うことを緩めたことがありません。

 私は数年来、主に常人に神韻DVDを配っています。買い物の時、バスに乗る時など、私はいつでもかばんに神韻DVDを入れて、随時随所で配っています。また、夫に協力して「三退」を勧めて真相資料も少量配ります。定年した夫は毎年もとの勤め先に行って、すべてのオフィスを回って神韻DVDを配ります。「三退」を勧めて真相資料を配ることにおいて、夫と長男は私より大きな役割を果たしています。

 私達のチームの中年の同修はパソコンの技術を学んで、自宅に資料点を作り、私達に真相資料を提供しています。そのような同修は私達のチームに数人います。

 修煉してわずか2年の同修Bさんは、大法に出会うのが遅かったために悔しいと、今は時間を切り詰めて衆生を救っています。よく1人で自転車に乗って交差点、バス停や駐車場に行って神韻DVDを配っています。時に、彼が神韻を紹介していると、人々が列を作って神韻DVDをもらう場面もありました。同修Cさんの故郷は隣接の県にあるため、彼女はよく1人で多くの真相資料を背負って郷里に帰り、徹夜で真相資料を住宅の扉や郵便受けに入れて、翌日またバスに乗って家に戻ります。同修Dさんは歌がうまくて、自分で真相資料を作って配る以外、時には露天の市民広場に行って、マイクを握って大法の歌を歌います。広場には毎日たくさんの人がいて、美しい歌声を聴くと必ず「これはどういう歌ですか? どうしてこんなに美しいのか」と尋ねられます。するとDさんはカバンから神韻DVDを取り出して、「この美しい歌は神韻芸術団の作品です。さあ、持って帰ってちゃんと見てください」と配ります。かばんにぎっしり詰めた神韻DVDは、いつもあっという間になくなります。同修Eさんは最初我が家に来た時に、ビルの下でパトカーや張り込み役を見かけるとすぐに帰りましたが、今はもう1人で真相資料を配れるようになりました。1人で宴会に参加する時でも、神韻DVDを持って配っています。

 そのような例はここ9年来、私達の学法チームにたくさんありました。どの修煉者の経歴も、全部書き出したら1冊の本になります。彼らの偉大な壮挙は意味深い詩のように、思いは尽きません。同修たちとの間にどれほど深い縁があるかわかりませんが、師父の按排によって、私たちは一つの学法チームに集まって、衆生を救い大法を実証することにおいて協力し合っています。師父に感謝します! これからも私たちは必ず努力して精進し、より多く衆生を救っていきたいと思います。

 (完)

 (明慧ネット第10回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/11/9/281171.html)
 
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