明慧法会|正しい人間 正しい心 正しい環境 多数の奇跡(一)
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文/中国の大法弟子・李成功

 【明慧日本2014年2月19日】江沢民集団は1999年7.20以来、法輪功と大法弟子に残酷な迫害を加え、大法弟子たちの修煉環境を酷く破壊し、天地を覆い隠すような虚言と弾圧が中国全体を席巻しました。このような劣悪な環境下で修煉を放棄する者さえいました。さらに、一部の同修は家庭環境が異常に緊迫し、家族や親戚は迫害を恐れて、大法弟子が家で修煉を継続することを阻止しました。

 私の家庭環境も例外ではなく、迫害が始まると夫は私に修煉をさせなくなりました。しかし、夫が仕事に行くと私はいつものように修煉しました。同修が私の家に来て活動する時、夫は人の顔色を伺っていました。私は、夫に「この同修は素晴らしい人だ」と言いましたが、夫は「お前が『秘密裏の工作員』なら、常に場所を換えて人を交換しなければならない!」と言いました。私は、このような家庭環境を変えるには、まず人間を正しくし、心を正しくしなければならず、そうしなければ環境を正しくすることができないと考えて、夫に言いました。「こんなに素晴らしい法輪功を私は放棄できない。一般の人が大法弟子に接すると良いことがあります」。私はさらに、中共(中国共産党)当局に残虐非道に迫害された法輪功の真相を理解してもらおうと思いました。夫も、徐々に変わってきましたが、私が真相を語ったり「三退」を勧めると、やはり心配して「お前が真相を語らなければ他人は分かるものか!」と言いました。「そうよ、私が他人に語らなければ分からないわよ」。毎回、私が出て行くのを見ると夫は、「何しに行くんだ」と尋ねました。私は「最も正しいことをしに行きます。今から尋ねないで下さい。あなたに言えることは、あなたも分かっている。あなたに言えないことは、あなたも知らない。今から何も尋ねないで下さい」と言いました。このようにして夫も、私のことに構わなくなりました。私が農村に資料を送ると、夫も迫害を恐れました。私は夫に「迫害ですって? 心配ありません。誰が誰を迫害しても皆有罪でしょ!」と言いました。

 師父はかつて、資料拠点を大地に遍く広げ花を咲かせるという話をされました。60、70歳になっても出来るし、若い人とも一緒に出来ると思いました。真相資料の作成は人を助けるためのもので、金銭よりも重要であるため、我が家の資料拠点も運用して生かすべきであり、夫も黙認してくれました。

 真相資料を作成し始めた時は、夫が退職した時で毎月、400元の収入しかありませんでした。娘が私に2千元持って来てくれましたが、私も慌てていて「我が家には収入がある。他の人は法輪功に献金しても我が家は経済状態が悪く献金ができないし、お前のお父さんはお金に執着している」と言いました。子供はすぐに「お母さんは盗んだお金を献金するの」と言いました。この一言で私は目覚め、千元を寄付しました。不思議なことに、後で千元が知らないうちに戻り、その後も2度、同じ事があり家にお金が増えているのに気づきました。このことを思い起こすと、私は涙が止まらなくなり、師父が我々の面倒を見てくださったことが分かりました。夫も深く感動し、後に商売で稼ぐと資料作成に寄付をしました。何千元、何万元を使っても夫は同意してくれ、一度だけではありませんでした。

 もう一つ不思議なことがありました。夫が露店を借りましたが、そこはカラオケ店が近すぎて、以前も多くの人がこの露店を借りて、皆損をしたそうです。夫はこの露店を借りると、私に「管理するように」と言いましたが、私は智慧をもって夫に「人を雇ったらどう?」と提案しました。夫はこれを聞くと、喜んで応じました。このようにして、私は、法輪功を実証することができました。結果は商売をやればやるほど繁盛し、収益状況も良くなり、人から嫉妬されるほどになりました。夫も、法輪功をますます支持するようになり、本当に福を得たと感じたようです。夫が車を買うと、私は「法輪功のために、いかなることにも車を出すべきです」と言うと、夫はこれに応じました。

 2006年、夫は甲状腺癌になり3つの病院へ行き、すべての病院で手術が確定しました。「手術をしなければ良くならない」と言われ、入院のために最初の病院で手続きをしましたが、病院側は「医療保険カードに番号がない」と言いました。次の病院では「医療保険カードが途中で切れている(実際は毎年払っているが、ある年は費用を払っていないことを指す)」と言われましたた。3番目の病院では「ベッドがない」と言われました。帰り道、夫は「師父は私に手術をさせないのだろうか? 3つの病院、全て入院できないんだから」と言いました。その時、私は「あなたはやっと分かったのね! 私はとっくに分かっていたわ。あなたが納得した以上、手術なんかしなくていいのよ。そんなお金があったら寄付して人を救う真相資料に使った方がいいわ」と返事をしました。それで、入院せずに帰宅しました。間もなく夫の甲状腺癌がなくなったので、今回また1万元を真相資料用に使いました。今回の事で夫は法輪功を一層信じるようになり、法輪功の書籍や資料の勉強も始めるとともに、常に「誰が大法に反対するというのか? それは死を意味することだ」と言うようになりました。

 このように、夫は少しずつ良くなり、家庭環境にもゆとりが出てきました。今は消耗品を買う時、夫は車を出してくれるだけでなく、荷物を持つのを手伝ってくれます。大晦日に餃子を包み終わり、は鉄道の傍へ行き、夫は全ての掛け軸を登って掛け、真相資料も貼り「来年も、また2人で来よう!」と言ってくれました。

 (続く)

 (明慧ネット第8回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/11/23/249154.html)
(English: http://www.clearwisdom.net/html/articles/2011/12/17/130175.html)
 
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