トラブルの中で内に向けて探すことを学ぶ
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文/中国の大法弟子

 明慧日本2014年4月5日】私は親戚が開いているレストランで仕事をしています。普段、様々な人に接していて、環境が複雑で、周辺の人々は皆が名利情のためにもがいていると感じています。私は毎日、三つのことを持続して実行していますが、向上がなかなか遅いと感じ、状態が良くない時のトラブルへの対応の仕方は常人とさほど差がなく、時には周辺の常人にも及ばないときもあります。

  師父は『轉法輪』の中でおっしゃいました。「もちろん、業力の転化形式は、上に述べたようなものとは限らず、他の方面において現われることもあります。社会や家 庭などどこにでも現われる可能性があります。街を歩いていても、あるいはその他の社会環境においても、面倒なことに遭遇する可能性もあります。常人の中で 捨てられないような心を、全部あなたに捨てさせなければなりません。どんな執着心であれ、それを持っているかぎり、さまざまな環境の中でそれを少しずつ削 り落とさなければなりません。さまざまな失敗を経験させ、失敗の中で悟らせることこそ修煉なのです」

  ある日、親戚は私が普段読んでいる『轉法輪』と新経文を隠しました。私は彼女達に本を求めましたが、彼女達は知らん顔をして、返してくれませんでした。私は不満を抱き、怨む心が生じました。店員達の私への態度も以前と違うように感じました。私は彼女達の行為が行き過ぎだと思い、店内に置いてあるその他の師父の説法を片付けて、翌日に仕事を辞めようと考えました。

 その日の夜、私は同修の家へ学法に行き、二人の同修と交流しました。彼らは私の言動が法に符合せず、修煉者の状態でないことを指摘しました。その後、私達は一緒に学法し、自分がこの問題において内に向けて探さなかったことに気づきました。

  師父は『精進要旨』「はっきりと目覚めよ」の中でこうおっしゃいました。「仕事のときの口調、善の心、それに加えて、道理で人の心を変えることはできても、命令では永遠にできないのです!」。私は普段自我に執着し、善の心が足りず、情に執着するが故に親戚への真相伝えを怠ったことに気づきました。毎日の学法も形だけになってしまい、着実に修めることにおいて大きく遅れています。

 執着心を見つけ、放下した後に、仕事の環境も改善されました。親戚は以前と違い、私の学法にあまり干渉しなくなり、自ら『轉法輪』を返してくれました。トラブルが解消されてから、私は心身ともに楽になりました。

  心性が向上してから、三つのこともスムーズに実行できるようになりました。ある日、私は真相ポスターを貼りに行って、ある人の家のドアに貼ろうとするとき、家の主人が中から出てきました。彼は私をちらっと見て、何も言わずに行ってしまいました。しばらくすると、その主人は戻ってきて、真相資料をどこに置いたかを聞いてきました。私は、「今回、真相資料ではなく、ただポスターを貼らせて頂いただけです」と答えると、彼は少しガッカリした表情を見せ、私はすぐ に補足しました。「次回、持ってきます」。三日後、私は真相資料やネット封鎖突破ソフトを持って、オートバイで再びその地区を訪ねました。30分も経たないうちに全部の資料を配りました。次回、もっと多くの資料を持って来ようと思いました。

  14年間に及ぶ自分の修煉過程を振り返り、時々刻々は慈悲で偉大なる師父のご加護が欠かせませんでした。今後の修煉の道において、私は師父と法を信じ、自分の念や考えの一つひとつが必ず法に沿うよう努めたいと思います。今は真相を知った常人がますます多くなり、私も更に精進し、より多くの常人に「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」と覚えてもらいたいです。

 次元に限りがあるため、不足の部分があれば同修の慈悲なるご指摘をお願いします。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/1/24/285703.html)
 
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