衆生を気に掛け 正念で旧勢力の迫害を打破する(一)
■ 印刷版
 

文/黒竜江省の大法弟子

 【明慧日本2014年5月21日】(次の文へ

 私は1998年7月に大法の修煉を始めました。煉功して2週間で、私のいろいろな病気はすべて消えてなくなりました。私は嬉しくて、人に会うたびに必ず「法輪功は実に素晴らしいです。病気治療と健康保持に不思議な効果があり、その上、人の道徳を高めることもできるのです」と言いました。

 圧力に耐えて大法を実証する

 私が幸せにふけっている時、1999年7.20、中国共産党の江沢民集団は公然と法輪功に対して血生臭い弾圧を始めました。

 私はどうしても理解できませんでした。こんなに素晴らしい功法をどうして煉功させないのだろうか? 私は自らの体験を彼らに伝えなくてはならないと思い、北京へ陳情に行くことを決め、2000年10月5日、7人の同修と一緒に北京行きの列車に乗り込みました。しかし、真相を知らない同修の家族が警察に通報して、私たちは罪に陥れられました。鉄道警察はすでに私たちが法輪功の陳情者であることを知っていたため、検札を理由に、私たちに大法の師父を侮辱する言葉を吐かせるよう強要しましたが、私たちはそれを拒否しました。鉄道警察は山海関駅で私たちを強引に列車から追い出し、現地の警察に知らせて私たちを連行しました。6日後、私は職場の610弁公室メンバーによって地元に連行され、不当に72日間拘禁されました、その間、大量の金品も脅されて奪われました。

 職場の幹部は私に出勤するように言いました。仕事場で主任と書記に会ったとき、主任は私に「まだ法輪功を煉功しますか? 煉功するなら、もう出勤させませんよ」と言いました。私は当時まったく揺るぎなく、「私は北京行きの列車に乗ったその時から、すでに生死を放下していました。仕事ぐらい気に掛けるものですか」と言って、振り向いて帰ろうとしました。主任は慌てて「あなたが出勤したければ、明日からも出勤してください」と言いました。こうして、私はいつも通り仕事に戻り、また、法を正す師に手伝う大きな潮流に身を投じました。

 当時、世間の人々が中共のでっち上げ宣伝を信じているのを見て、私は心が辛くて、焦りを感じました。真相資料がないので、私は手書きの「法輪大法は素晴らしい」「法輪大法は世間の人を済度する」というポスターを貼りました。その後、同修と連絡を取ることができて、その同修から真相資料を受け取るようになりました。毎回、真相資料をもらって来て、私は必ず目を通してから配りました。最初の頃、真相資料を配布するとき、恐れる心が出てきて、心臓がドキドキしました。しかし、衆生はみんな真相を待っており、助けるのを待っていることを私は知っています。私は恐れる心を克服して、圧力に耐えて出かけました。いったん家を出てしまえば、心は落ち着いて来ます。時に、私は1人で、時には同修と協力して出かけます。こうして、気持ちは次第に落ち着きを取り戻して、毎回配る資料も多くなって来ました。

 修煉前に、私はすでに離婚しており、親権は父親側になりました。私は実家に住み、母親と互いに頼り合って生きていました。政府の激しい弾圧の中、母は私が再び迫害されるのを心配して、いつも私の学法、煉功、真相資料の配布を阻止しました。邪悪は私に対して経済的な迫害を加えたので、私の生活と修煉環境は一層厳しくなり、時にはお米を買うお金すらありませんでした。これは形を変えた迫害だと私は悟り、それを認めてはいけない、否定しなければいけないと思うようになり、私は職場の610弁公室に真相を伝えに行くことを決意しました。

 私は職場の610弁公室に行き、主任を探しましたが、彼はいませんでした。私は他のメンバーに、「私は北京に陳情に行くつもりです」と言ったら、彼らはすぐに主任に電話をして呼んでくれました。他の部署の職員は私が法輪功を煉功していると聞いて、みんな「天安門焼身自殺事件」の事を質問しました。私は「それはでっち上げです。師父は修煉者は自殺してはいけない、自殺は殺生の行為で、罪があると説かれています。真に修める弟子は誰も焼身自殺を図りません」と説明しました。私は明慧ネットの資料を取り出して、「焼身自殺」の疑問点を分析する文章を、彼らに回して読んでもらいました。

 610弁公室の主任がやって来ました。私は「母が理解してくれないし、もう出る道が見つからないから、私は北京に陳情に行きたいと思います。あなたは以前北京に行くなら、先にあなたに教えてほしいと言ったでしょう」と言いました。彼は「あなたを留置場に入れるよ」と言いました。私は「あなたが私を留置場に入れる理由はありません。私は国のいかなる法律も犯していません」と言いました。彼は私に「それなら、(中共)書記の所に行こう」と言いました。私は書記に会い、来意を説明したら、書記は部下に数百元を下ろさせて、その部下に私を家まで送らせました。その後、私は母にも根気よく真相を伝えると、母は真相を理解し、もう私を阻止しなくなりました。

 私の生活と修煉環境はますます緩やかになりました。師父は、また私に同修と連絡を取れるようにしてくださいました。私たちは一緒に協力して真相資料を配り、大法を実証して、世間の人を済度しました。衆生を済度したいという切なる願いを持っているため、私は疲れを感じず、全身全霊で法を正す修煉に身を投じました。その過程で、私は法に溶け込む素晴らしい体験もしました。私は2回夢を見ました。夢の中で、私は村の道を歩いて、一つの小さな橋を渡ったら、道の両側には熟したトウモロコシの粒がいっぱい積んであり、黄金色をしたトウモロコシの粒は実がよく入っていて、とても充実していました。農家の人は私に一つまみくれました。もう一つの夢では、私の家の近くの小道の両側に数本の木があり、木には真っ赤なトマトと同じぐらいの果実が実っていました。目が覚めた後に、私は、師父が私を励ましてくださり、また、すべての大法弟子には果位があり、この過程を経て、皆が成熟して来たことを教えてくださっていることを悟りました。

 真相をしっかり伝え、正念で職を取り戻す

 2002年の4、5月、私の市では200人近い同修が連行される事件が起きました。私もその1人でした。6月4日、私は地元の労働教養所に移送されました。労働教養所で私は強制的に洗脳の迫害を受け、多くの残虐な拷問を経験しました。しかし、私は依然として自分の信念が揺らぐことなく、「法輪功は素晴らしい、修煉は合法だ」と堅く信じていました。私は迫害に反対し、真相を伝え、大法は正しいと実証しました。2003年9月23日、私は家に帰って来ました。

 労働教養所から帰って来ると、私の会社はすでに倒産し、市政府によって、最終整理をしていることを知りました。また、労働教養所にいる間、私はすでに職を解かれ、除名された労働者には1回限りの補助金を支給したことも聞きました。これらのことを耳にした私はとても驚きました。私は内に向けて探して、次第に、これは邪悪の私に対する迫害だと気付きました。私は市の整理チームの孫事務長を見つけ、私は法輪功を煉功するために不法に労働教養所に送られていたので、除名されるのは理不尽だと説明しました。また、労働法には労働契約を解除する際に双方の署名がなければ、発効しないと明確に書いてあるとも言いました。彼は私の話を聞いて、同情の表情を見せ、10月の末頃になれば、あなたの問題を解決すると約束してくれました。10月の末になって、私は再び孫事務長を探しに行くと、彼は口調を変え、「どんな原因にせよ、労働契約が解除された場合、すべて受け付けません。工場はすでに存在しないからです」と言いました。私はそれを聞いて、自分の気持ちを抑えきれず、泣きました。私は「あなた達のやり方は労働法に反している」と言いました。

 私はとても落ち込んで家に帰りました。この時、師父のお言葉「問題が現れたところは、すなわち皆さんが真相を伝え、救い済度する必要のあるところです。困難にぶつかったらそれを避けて通ろうとしてはいけません」[1]を思い出しました。私は絶えず内に向けて探して、自分の深く隠れている利益を求める心、私の心を見つけました。私は完全に自分のために考え、法に則って考えていないことに気付きました。

 私は心を静めて法を学び、法の中で自分を正し、それから、私は関連部門に真相を伝えることにしました。私はまず工場の陳情事務室に行って、工場長、書記、市の610弁公室、公安局国保大隊、司法局、市の陳情事務室などの部門に行って、私が迫害された真相を話し、法輪功は人に真・善・忍に従って良い人になるように教えていると伝えました。私は工場で20年ほど勤務して、過去何回も優秀生産者と模範労働者に選ばれ、工場に多くの貢献をした事を話しました。私はとにかく話して、話して、話し続けました。この過程で、私は親族の情をすべて放下しました。

 2003年の12月中旬ごろ、私は事務長に電話をして、状況を尋ねました。彼は「あなたの職は回復しました。あなたは序列退職手続きをして結構です。毎月120元の生活費を支給します。月末に給料を取りに来てください」と言いました。私は電話を切って、大変驚きました。こんなに簡単に、職を取り戻すことができました。この期間、同じ職場の千人以上の従業員は同じように労働契約が解除され、いろいろな部門に陳情しても、まだ誰も返事をもらっていませんでした。皆は私のこの結果にびっくりして、とても手に届かないと思っていました。この事を通して、私は大法の超常的な力、また師父の慈悲なるご加護を実感しました。

 (続く)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/4/16/290105.html)
 
関連文章