河南省:定年退職した女性教師 不正な裁判を強いられる
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 【明慧日本2014年11月6日】河南省漯河市(らくがし)臨潁県(りんいん県)裁判所は9月2日、定年退職した女性教師・馬月琴さん(60代女性)に対して不正な裁判を行った。法廷で馬さんは「法輪大法は素晴らしいです! 真、善、忍を信仰することは無罪です!」と話し、これからも法輪功を学び続けると明言した。

 馬さんは臨潁県の固廂鎮固廂村に住んでおり、定年退職する前は同県の小学校の教師だった。法輪功を学んでいる馬さんはいつも「真、善、忍」に従って自分を要求しているが、中国共産党が法輪功への弾圧を開始してからは、当局からの迫害を受けていた。

 2006年、馬さんは村の共産党書記に通報され、県610弁公室の警官に連行された。その後、馬さんは1年の労働教養を科され、鄭州市にある十八里河労働教養所に収容された。

 馬さんが住んでいる村に、法輪功を貶す看板のようなものが置いてあったが、ある日その看板は黒いペンキで塗られていた。今年2月のある日、村の人・李鉄頭が看板の黒いペンキを取り除いている時、馬さんはちょうど通りかかった。馬さんは善意をもって、「法輪功を貶すものは見せないほうが良いではないですか」と李を説得しようとしたが、当局の法輪功への誹謗中傷宣伝を信じていた李に通報された。

 そのため当日の夜、鎮派出所の警官は馬さんの自宅に行き、壁をよじ登って部屋に不法侵入した。警官は馬さんの家を家宅捜索して、馬さんを連行した。その後、派出所の所長は馬さんを県留置場に送った。

 9月2日に馬さんに対する裁判が行われた。法廷で裁判長が馬さんに「これから、法輪功を学んでいくのか」と聞くと、馬さんは「最後まで、学んでいきます」と答えた。

 善悪には応報がある。馬さんを通報した李の妻は乳腺癌になってしまった。

 また近年、何度も馬さんに対する迫害に参与していた治安管理主任・林政恩は今年、107国道で交通事故に遭い、肋骨と片足を骨折した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/10/3/298474.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/10/8/146292.html)
 
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