湖南省:健康を取り戻した法輪功修煉者 迫害され死亡(写真)
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 【明慧日本2013年7月21日】湖南省岳陽(がくよう)市平江県の元農業機械局の職員である法輪功修煉者・王伍輝さん(女性)は、法輪功を学んだ後、寝たきり状態から健康を取り戻した。1999年に中共(中国共産党)当局が法輪功に対する弾圧を開始して以来、王さんは法輪功の修煉を堅持し、法輪功が迫害されている真相を人々に伝えた。そのため、王さんは中共当局に何度も不当に連行されて家宅捜索を受け、2度も実刑判決を宣告された。王さんは、湖南女子刑務所に2度拘禁されて残酷な拷問を受け、危篤に陥った。尿毒症を患った王さんは昨年12月24日、無念な思いを晴らせないまま死亡した。享年61歳。

王伍輝さん

 王さんは1997年、左の腎臓を切除したが、右の腎臓も腎不全となり、寝たきり状態になってしまった。そのため、王さんは6年間も実家に帰れず、4年間ベッドから下りられなかった。家族は王さんの死後の着物や棺なども全て用意した。1997年幸運にも王さんは法輪功に出会い、修煉して半年が経った頃、病気が治ったばかりでなく、若い頃の美しい姿に戻れた。

 王さんは法輪功の「真・善・忍」の教えに従い、より良い人になるようにと努力した。しかし、中共当局は法輪功に無実の罪を着せ、民衆を騙し、法輪功修煉者を迫害した。王さんは自ら受けた恩恵、法輪功が迫害されている真相を人々に伝えたが、さまざまな迫害を受けた。

 2000年4月27日、王さんは法輪功に対する迫害停止を求めて北京へ行ったが、警官により不当に連行された。同年11月11日、王さんは法輪功が迫害されている内容のチラシを配ったとき、再び連行された。2001年1月18日、法輪功に対する迫害停止を求めて、再び北京へ行ったとき、自筆の「法輪大法は宇宙で最大の法」という横断幕を持っていたことを理由として、警官に不当に連行された。その後、労働教養1年を宣告された。

 2002年1月21日、王さんは「法輪大法は素晴らしいです。法輪大法は正法です。天安門焼身自殺事件はデタラメです」という文字を板に書いたことが理由で、県公安局に拘留され、3月23日に県検察院から逮捕状が出された。9月4日、県裁判所は王さんに懲役4年の実刑判決を宣告し、王さんを湖南女子刑務所に拘禁した。刑務所で王さんはさまざまな拷問を受けたため、危篤に陥ったこともある。

 刑期満了となって帰宅した王さんは、法輪功の修煉を続けため身体が素早く回復し、健康になった。 2008年6月28日、王さんは慶義村で法輪功の資料を配ったとき、三陽派出所の警官により不当に連行された。同年11月、王さんは再度、懲役3年の実刑判決を宣告された。警官は王さんの家族には知らせずに、秘密裏に王さんを湖南省女子刑務所に拘禁した。

 刑務所で王さんは、スタンガンで電気ショックを加えられ、殴打や独房監禁、T字型の椅子に座る、立つ、睡眠のはく奪、家族との面会禁止、吊るし上げる、奴隷のように酷使する迫害を加えられた。

酷刑演示:吊铐
 拷問の実演:吊るし上げられる

 約7年間拘禁され、肉体的・精神的に迫害を加えられた王さんは、心身共に絶大な損傷を負った。そのため、王さんは全身がむくみ、高熱、血便、嘔吐、食事も摂れず、歩行困難となった。王さんは病院から「尿毒症」だと診断され「生命が危険な状態だ」と言われた。

 そのため、刑務所側は王さんが刑務所で死ぬことに恐れ、責任逃れのために2010年11月「重病のための服役中の一時出所」の手続きを取り、危篤の王さんを帰宅させた。

 帰宅後、家族は王さんを長沙市湘雅病院に入院させた。病院の医師は「彼女の内臓はすでに腐っていて、全ての機能を失った」と宣告した。そして、昨年12月24日、王さんは無念な思いを晴らせないまま死亡したという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/7/14/276634.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2013/7/18/141107.html)
 
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