【明慧日本2013年11月3日】11カ月と12カ月目に、私はついに自分の目標を達成しました。しかし妻と私はこの目標は低すぎることに気づきました。頑張ってやっと実現した目標ではありますが、前の仕事の収入にするには、目標を2倍にしなければならないのです。
この過程は修煉とよく似ています。私はある種の啓発を受け、それが正しいと判断し実行して、良くやったと思いました。しかし実際、それは基準にはまだまだ大きな隔たりがありました。絶えず内に向けて探し、絶えず自分の心を固め、いつも自分が修煉者であることを忘れなければ、初めて自分を高めることが出来ます。
2人の販売員が私と協力して仕事をしました。私は順番に毎週1人と組みます。私たちは取引先を訪問し、顧客と良好な関係を保ちながら、彼らの広告を更新したり、彼らに文章を書いたりします。このため、取引先、同僚、美術スタッフ、組版スタッフ、および広告担当者との間に良い協力関係を作る必要があります。
数カ月前、同僚と仕事をする中での失敗から教訓を得て、協力関係がどれほど重要か学びました。
私たちはあるお客さんと数カ月にわたって話を進めて7~8カ月後、契約の段階に来ました。契約を結ぶ数日前、契約書のある箇所の訂正が必要となり、お客さんと連絡をしなければなりませんでした。しかし、私は同僚のコミュニケーションの仕方に賛同できませんでした。私は同僚に「あなたのやり方に反対はしないが、異議がある」と言いました。私は今度の事に対して不満があり、気に入らなかったのです。協力関係がうまくいかないとき、不思議な現象が起こりました。お客さんが契約を結んでくれなくなり、商談も中止になりました。同僚と良い関係を保ち、彼女と互いに協力しなければ、事態も好転しないと分かりました。
師父は『大法弟子は必ず法を学ばなければならない』の中で、この問題に言及され、解決法も示されました。「難しいのは、誰もが自分の考えを持っており、良いアイディアを持っているため、皆自分の考えを固守してしまい、協調が取れなくなります。しかし、なんと言っても修煉者であり、大法弟子なので、最終的に行なうべきことがいずれ目の前に現れ、修煉者の正念が主導的な働きを果たすべきです」
異なるコミュニティで人々に会うと、彼らに大紀元を紹介します。私達は様々な人に出会います。一部の西洋人はまったく大紀元新聞を知らないのですが、ほとんどの中国人は大紀元を知っており、それに対する態度は肯定的なものもあれば、否定的なものもありました。
レストランを経営する若い人は私に「大紀元新聞は政治的傾向がある」と言いました。私は彼に「すべて新聞は必ず政治的な傾向があります」と答え、「大紀元は唯一信頼できる中国語の新聞で、検閲されていないニュースを提供しています。しかも思い切って敏感な話題を報道し、人々の権益を守っています」と説明しました。契約にまで至らなかったのですが、しかし、私は彼に異なる見解を知ってもらうチャンスを与えました。私は「大紀元」で10年以上も働いている中国人同修は本当に素晴らしいと思いました。彼らは今日の「大紀元」を作り上げるのに、どれほどの誹謗中傷と差別を乗り越えてきたでしょうか。
私は「大紀元」のために仕事ができることを光栄に思います。同時に、私はいろんな環境で、いろんな方法で修煉し、衆生を救うことができると理解しました。なぜなら、どこにいても、何をしても、私たちを指導する法は同じだからです。
師父は『轉法輪』第1講の中で「真・善・忍という特性は、宇宙の中の善悪を判断する基準です」と説かれました。
先史の誓約を果たすために、私達は更に勤勉に法を学び、真相を伝え、発正念をしなければならないと思いました。そうすれば、ますます多くの真の自分が現れてくるのです。
(完)