遼寧省:母親が迫害され 娘は心神喪失
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 【明慧日本2013年12月2日】遼寧省女子刑務所・第11監獄区に拘禁されている法輪功修煉者・魏秀英さん(66歳女性)は「真・善・忍」の信条を放棄せず、転向を拒否したために迫害され、深刻な心臓病を発症した。そのため、家族は「重病のための服役中の一時出所」 を施設側に求めたが、許可されなかった。
 
 先月、魏さんの妹は刑務所の面会場所で姉と面会したが、顔色が悪く、20日以上寝たきりで、立つことも困難な姉の様子を見て、施設の中でどれほどの拷問が行われたのかを目の当たりにし、迫害の残酷さに衝撃を受けた。とはいえ、施設側は姉の「重病のための服役中の一時出所」を口実に、妹から3千元を恐喝していたが、これまでに魏さんを病院へ連れて行くことは一度もなかったという。
 
 魏さんは凌海(りょうかい)市に住んでいた。魏さんは2009年4月17日に自宅で不当に連行されて以来、ずっと拘禁されていた。その後、懲役7年の重刑判決を宣告され、遼寧女子刑務所に拘禁された。
 
拷問の実演:殴る蹴るの暴行
 
 一方、魏さんの娘は母親が迫害されていることにショックを受けて以来、心神喪失状態に陥っている。また、家族側は魏さんを救出するため、この5年間、何度も瀋陽刑務所に足を運んだという。
 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/11/28/283242.html)
 
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